この記事では世界最大級のクラウドファンディングプラットフォーム「キックスターター」(Kikstarter)で先行予約が11億円突破した「リベルノヴォ オムニ」をご紹介します。

2026年5月13日、リベルノヴォから3つの新型モデルが発表され、予約が開始されました。詳細はこちら。なお、体験会も2日間のみ開催されます!!

「リベルノヴォ オムニ(LiberNovo Omni)」は電動による背中のストレッチが可能なワークチェアです。
さらには、

最大160°のリクライニング
リクライニングしてもアームレストが離れずパッドの角度も変わらない特殊なギミック
柔軟性を持ち合わせた鎧のようなバックレストデザイン

といった特徴を持ちます。

電動と聞くと、もし電気系統が故障したら使えなくなるのでは?と心配になる方も多いと思います。

しかしこのオムニの電動可動箇所は腰部の張り出し調節のみで、他の調節は従来と同じ手動調節となっています。

万が一の故障でも他の機能は使用可能で、電子部品の保証も2年と長いため安心です。

2026年5月13日発表の新モデル

ここでは新たに発表された新モデルについてご紹介します。

  • リベルノヴォ オムニ プロ(LiberNovo Omni Pro)
  • リベルノヴォ オムニ SE(LiberNovo Omni SE)
  • リベルノヴォ マキシス エアフロー(LiberNovo Maxis Airflow)

新モデルの詳細

リベルノヴォ オムニ プロ

リベルノヴォ オムニ プロは新しいリベルノヴォ オムニのフラッグシップモデルです。大きな変化は次のとおり。

  • 座面下に電動ファンが追加されクッションの弱点を克服
  • 5段階リクライニング(可動範囲は変わらず、従来の4段階から進化)
  • キャスターベースがアルミ合金へ

電動ファンの追加は、バッテリー駆動のオフィスチェアと非常に相性のいいアイデアです。特に熱がこもりがちなクッションですから、さらに快適になることは間違いありません。連続使用時間の発表はまだありませんので、今後の発表に注目したいところです。

リベルノヴォ オムニ SE

リベルノヴォ オムニ SEはリベルノヴォ オムニから電動パーツを省いたモデルです。大きな違いは次のとおり。

  • 手動ランバーサポート(従来は電動)
  • 5段階リクライニング(可動範囲は変わらず、従来の4段階から進化)

リベルノヴォ オムニはもともと電動パーツがなくても座り心地のいいオフィスチェアとして評価が高かったのですが、その分価格もプレミア感がありました。このモデルでは、座り心地はそのままに、価格面のハードルを下げてくれることが期待されています。

リベルノヴォ マキシス エアフロー

リベルノヴォ マキシス エアフローは、オムニ プロのシート奥行きを大きく取ったモデルです。基本性能はオムニ プロと同じです。

新モデル体験会

期間限定にて体験会が渋谷で開催されます。2日間のみですのでお見逃しなく!!

場所:東京都渋谷区宇田川町14-13 宇田川町ビルディング 1F
   OPENBASE SHIBUYA

日時:2026年5月29日(金)17:00~20:00
   2026年5月30日(土)10:00~20:00

展示製品:
LiberNovo Omni Pro (グラファイトブラック/アッシュホワイト)
LiberNovo Omni SE (ジェットブラック)
LiberNovo Maxis – Airflow (グラファイトブラック/アッシュホワイト)
LiberNovo Omni Gen (グラファイトブラック/アッシュホワイト)

詳細はリベルノヴォ公式サイト 新製品体験会(外部リンク)をご覧ください。

新モデルの販売について

先行予約について

2026年5月13日(水)11:00から、2026年6月17日(水)10:59まで。
先行予約をすると、
・先行予約デポジット特典によるクーポン
・超早割特別価格の適用
・購入金額に応じたプレミアムギフトのプレゼント
・本体フレームの保証期間を無料で1年間延長
など、さまざまな特典を受けることが可能です。

販売価格について

現在は未発表ですが、価格は2026年6月2日にリベルノヴォ公式サイト(外部リンク)で発表予定です。

リベルノヴォ オムニの特徴

ここではリベルノヴォ オムニ特徴をひとつずつ解説します。まずは公式の動画をご覧ください。

電動ストレッチ

電動ストレッチはバックレスト(背もたれ)の腰椎付近を後ろから突き上げることで、背骨を反らせてストレッチを行う機能です。

最大リクライニングの状態でこのストレッチを行うと、体がほぼ水平状態になり、座ったまま(寝たまま?)体をほぐしてくれます。

ストレッチは自動で5分間継続、ストレッチだけではなく調節機能としても働き、腰椎部の反り具合を体に合わせてボタン一つでコントロール可能。腰椎部の電動調節量は最大5.1cm。

電源はリチウムイオンバッテリーのため、当然コードレスです。満充電の状態で、最大1ヶ月の連続使用が可能とのこと(毎日1回のストレッチと5回の腰部調節を利用した場合)。

バッテリー単体(約230g)で取り外すことができ、充電時間も3.5時間と実用的です。

160°リクライニング

オムニのバックレスト角度は105°、120°、135°、160°の4段階のリクライニング範囲固定が可能です。

特に最大の160°はワークチェアとしてはあまり例がないほど深い角度になります。

さらにオプションのフットレストと共に使用すれば、体感はほとんどベッドの上。もはや完全に寝ることのできる体勢です。

先にもお話ししましたが、最大リクライニングでのストレッチは、寝ながらマッサージを受けている感覚になります。

バックレストから離れないアームレスト

オムニは座面角度追従タイプのアームレストですが、このタイプの欠点である「アームレストがリクライニング時にバックレストから離れてしまう」という現象が起きません。

これはリクライニング時にアームの根元を後方へスライドすることで、アームパッドとバックレストとの距離を維持する画期的構造になっているからです。

おかげでリクライニング時のアームパッドがバックレストに追従し、リクライニング時でもしっかり腕を乗せられます。

さらにはリクライニングしてもアームパッドの角度がほとんど変わらない座面角度追従タイプのメリットはそのままです。

このためバックレストを倒した状態でも、アームレストに腕を乗せたままでのタイピングが無理なく行えます

柔軟性を持ち合わせた鎧のようなバックレストデザイン

オムニのバックレストは横長の柔軟なプレートを上下に8枚並べ、それを各々2個のボールジョイントを介して支える構造です。

このため各プレートは座る人の背中の形に合わせて柔軟に変形する、従来のバックレストとは一線を画すフィット感になります。

各プレートの動きはそれぞれ連動するデュアルリンク構造のため、一つのバックレストとして一体感が保たれています。

電動で直接調節できるのは腰椎部に当たる下の4枚で、上の4枚はこの動きに連動。プレートと背中の間には高反発ウレタンクッションがあり、体を優しく受け止めます。

まるで鎧のようなデザインと独特のフィット感は、リベルノヴォ オムニをとてもユニークな存在にしています。

機能詳細

オムニには他にも多くの特徴がありますので、詳しく紹介します。

2つのサイズオプション

オムニには椅子自体にMとLの2サイズがあり、バックレストの高さ(M:約53cm、L:約57cm)と座面の奥行き(M:約45cm、L:約48cm)に違いがあります。
身長による推奨サイズは下記のとおりです。

  • Mサイズ:身長153cm~175cm
  • Lサイズ:身長170~190cm

ただし実際のフィット感は、可能な限り展示品で確認することをおすすめします。
展示場所はこちら

自由度の高い細身のバックレスト

オムニのバックレスト幅は上部でかなり狭めに作られています。これまで私がレビューしてきたオフィスチェアのなかでも最も狭く、約34cmとなっています。

この形状のメリットは肩回りの自由度が高いことです。

特に体がこわばってきた際に肩をぐるぐる回せる点は、幅広のバックレストのオフィスチェアでは不可能な動作です。

クッション性に優れた座面

オムニの座面は高反発ウレタンクッションを採用しています。

しかも座面前縁から後縁にかけて3種類の硬さの異なるクッションで構成しているため、ひざ裏付近は柔らかく、座骨の乗る辺りはしっかりした硬さがあります。

オカムラの異硬度クッションと似たコンセプトですね。クッション自体にボリュームがあり、座り心地は包み込まれる感覚です。

座面の調節幅

座面高さは、44cm~55cmの約11cmの調節幅があります。

ただ座面奥行き調節は無いため、MサイズかLサイズの選択を見極める必要があります

公式のサイズ測定方法の解説動画は下記をご覧ください。

内側に傾く4Dアームレスト

オムニは上下、左右、前後、回転の調節ができる4Dアームレストを採用しています。

ただ左右の調節に関しては、パッドのスライドではなく、アームの根元から内側に傾く方式です。

調節幅がスライド方式よりも大きいため、しっかり内側に寄せることができます

従来のオフィスチェアではアームレストの左右幅が広すぎて、タイピングに使えなかったという人にもおすすめできる機能です。

ただ内側に傾けるとパッドの角度も若干内側に傾くため、気になる人は実機を確認しておきましょう。

アームレストの調節幅

調節項目調節幅
上下7.9cm
前後9.9cm
左右7.6cm
左右角度内40°~外10° *1

*1:内40°はタイピングにも十分使いやすい角度です。

前後調節可能な3Dネックレスト

上下、角度、前後の調節ができる3Dネックレスト(ヘッドレスト)です。特に前後調節機能は、リクライニングを倒した際にも頭を支えてくれる有益な機能です。

ネックレストの調節幅

調節項目調節幅
上下13cm
前後6.1cm *1
上下角度32°

*1:ロック付き。調節時のスライドが軽く、扱いやすい。

統一感のあるカラーバリエーション

下記の2種類が用意されており、いずれもキャスターまで統一されたカラーリングになっています。キャスターはPUキャスターとなっています。

  • ミッドナイトブラック:
    ダークグレーっぽい色合いで、真っ黒よりは少し明るい。
  • スペースグレー:
    ライトグレーっぽい色合い。

オプション

独立型フットレスト

椅子とは別に専用のフットレストの販売があります。

机の下に収納して使える大きさで、床置きのフットレスト機能(高さは2段階調節可能)と、リラックス時に使用するひざを伸ばして足を高い位置に置ける機能を有しています。

クーリングシートパット

専用の冷却ゲルシートで一定の時間清涼感を感じることができます。

オムニのカラーに合わせて2色展開。重量が1.7kgと結構重いところは要注意です。

エンボディーチェアとの比較

ところでこのワークチェア、なんだか少しハーマンミラーのフラッグシップチェアーである「エンボディーチェア」に似ているところがあると思いませんか。

私が似ていると思った点を以下にまとめてみました。

アームレストの左右方向の調節方法

両者ともアームの根元からアームレストの幅を調節する仕組みをとっています。いずれも4段階の調節が可能な点はそっくりです。

ただエンボディーチェアはそのほかの調節が上下のみとなっており、上下、前後、角度の調節ができるオムニのほうが多機能といえます。

バックレストの形状とサポート機構

両者ともバックレストがかなり細身にできており、いずれも肩回りの自由度が高くなっています

この形状には長時間の作業に対して積極的に上半身を動かせるように配慮した意図が読み取れます。

またエンボディーチェアのバックレストは、一本のバックレストフレームから枝分かれをした小さなフレームがバックレスト全体を柔軟性をもって支える形になっています。

オムニも単純化すると同じサポート構造ですが、オムニはこの枝分かれしたフレームを簡略化する代わりに、背中を支える8枚のプレート自体に柔軟性を持たせることで高いフィット感を実現しているように思えます。

コンセプトの違い

ただエンボディーチェアはワークチェアをあくまで作業をサポートするツールとして定義しているため、体を休めるためのヘッドレストはあえて採用していません。

ヘッドレストがあると首の可動域が制限されてしまうと考えているようです。

一方、オムニは160°リクライニングや電動ストレッチ機能、フットレストのオプションから伺えるとおり、ワークチェアで快適なリラックスタイムを提供するという意図があるように思えました。

保証

リベルノヴォ オムニは通常のワークチェアのギミックに加えて、電動ならではの電子機器があるため、どうしても故障の可能性が気になるところです。

しかもリベルノヴォ自体がまだ新しい企業ですので、不安も大きいかもしれません。その不安を払拭する目的もあるのか、リベルノヴォ オムニの保証は下記の通り、かなり手厚いです。

チェアフレーム(本体)5年
電子部品(バッテリー)2年

特に電子部品は一般的な家電が1年のところ、オムニはその2倍となっています。

リべルノヴォ オムニを検討する際の懸念点

電子部品の故障の心配

先にお話しした通り電子部品で調節する箇所があるため、故障した場合の挙動が不明です。

可能性としてはかなり低いですが、電動調節部が最大限張り出した状態で故障した場合、その形状は修理が完了するまで全く動かせないなら、その間椅子としての使用自体が困難になるかもしれない不安があります。

ただこれは従来のワークチェアのどこかが故障した場合も結果は同じため、保証さえしっかりしていれば、特別気にする必要はないかもしれません。

商品が新しいため耐久性が不明

これに関しては、BIFMA・UL・FCCなど、世界基準の耐久・安全テストをすべてクリアしていることから一定の保証はされているものとみなせるでしょう。

会社自体が新しい

リベルノヴォ(LiberNovo)は元大手ロボット(ドローン)メーカーの技術者集団が2023年に設立した中国香港に拠点を置く企業です。

まだ日が浅いことから、顧客対応の実績などの情報がありません

こればかりはどうしようもありませんが、そのリスクはMakuakeでの販売価格でバランスを取っていると考えるのが妥当でしょう。

どこに行けば座れる?

こういった新製品は、試座することがとても大切です。

現状リベルノヴォオムニに座ることができる場所は、下記の通りです。それぞれ機関があるため、最新の情報は公式サイト(外部サイト)にてご確認ください。

⚫︎TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI (丸の内)
・展示期間:2026年3月2日~2026年12月31日
・所在地:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル 3F
・営業時間:月〜土 11:00–21:00、日祝 11:00–20:00

⚫︎LIVING HOUSE コクーンシティさいたま新都心店
・展示期間:2026年4月3日~2026年12月31日
・所在地:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-1 コクーンシティコクーン2·1F
・営業時間:月〜日10:00〜21:00、定休日:コクーンシティに準ずる

⚫︎LIVING HOUSE アーバンドックららぽーと豊洲店
・展示期間:2026年4月3日~2026年12月31日
・所在地:東京都江東区豊洲2-4-9アーバンドックららぽーと豊洲2F
・営業時間:月〜日10:00〜21:00、定休日:アーバンドックららぽーと豊洲に準ずる

⚫︎LIVING HOUSE イオンモール豊川店
・展示期間:2026年4月3日~2026年12月31日
・所在地:愛知県豊川市白鳥町兎足1-16 イオンモール豊川 1F
・営業時間:月〜日10:00〜21:00、定休日:イオンモール豊川店に準ずる

⚫︎LIVING HOUSE なんばパークス店
・展示期間:2026年4月3日~2026年12月31日
・所在地:大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70なんばパークス2F
・営業時間:月〜日11:00〜21:00、定休日:なんばパークスに準ずる

リベルノヴォ オムニのまとめ

新しい会社の新しいワークチェアのため色々未知数のところがあります。

しかし、全体の性能を見る限り、同価格のオフィスチェア以上に価値あるワークチェアと感じました。

また従来のワークチェアの優れた点を取り入れながらも、デザイン的には他のワークチェアに無いオリジナリティーを強く感じる一脚です。

リベルノヴォ オムニは公式サイトで販売されています。
リベルノヴォ オムニ公式サイト

発売当初のMakuakeリンクは下記のとおりです。
Makuake リベルノヴォ オムニ(外部リンク)

もしこの記事をご覧になって興味を持っていただけたなら、ぜひ一度実機に座ってみることをおすすめします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
あなたが魅力的なワークチェアに出会えることを願っています。