大人の勉強におすすめのデスクチェア4選:自分への投資で「机に向かう時間」を変える

社会人になって数年。仕事に慣れてくると「もっとスキルを磨きたい」「資格を取ってキャリアアップしたい」と、改めて勉強の必要性を感じる機会が増えますよね。
学生時代と違って、自分の興味がある分野を自由に学べる大人の勉強は、本来とてもワクワクするものです。
とはいえ、仕事終わりの疲れた体で机に向かうのは、なかなかの重労働。
そこで大切になるのが、 「つい座りたくなる環境づくり」 です。
・「ただの椅子」ではなく「未来への投資」としての選択
正直なところ、椅子にいくらかけるかは悩ましい問題です。
学生時代なら高くても1万円台が多いですし、社会人でも3万円以上かける人は、世の中的にはまだ少数派かもしれません。
でも、この記事を読んでいるあなたは、きっとその「稀な一人」のはず。
「椅子にお金をかける=自分自身の成長に投資する」 という価値に気づいているのではないでしょうか。
「座り心地が良い」から、つい机に向かう時間が増える。
「疲れにくい」から、集中力が途切れず、結果的に成果が出やすくなる。
「見た目を気に入っている」から、座るたびにモチベーションが上がる。
たとえ数万円、あるいは思い切って20万円の椅子を選んだとしても、それによって資格を取得して給料が上がったり、新しいスキルで副業ができたりすれば、3年もあれば十分元が取れます。
(月の収入が6,000円上がれば、6,000円 X 12か月 X 3年 = 216,000円)
しかし、本当のメリットはそこではありません。椅子への投資で得られる最大のメリットは「机に向かうのが苦にならない習慣」 を手に入れることです。それは、これからのあなたの人生を支える最大の武器になります。もし、この習慣を真面目に金銭換算するなら、高級デスクチェアといえどバーゲンセールのようにお買い得です。
「この椅子で、自分は一体何を成し遂げたいか?」
そんな理想の姿を思い描きながら、大人の学びにふさわしい珠玉の4選をチェックしてみてください。
この記事では勉強に必要なデスクチェアを順を追って深掘りしていきます。とりあえず4脚を先に知りたい方は、下の目次をタップしてご覧ください。
「机に向かうのが苦にならない」ために

「机に向かうのが苦にならない」ために、まずはゴールから考えてみましょう。つまり、「机に向かうことが気持ちいい」と思える状態です。
机に向かうことが気持ちいい状態
この状態に至るにはいくつかの簡単なポイントがあります。例を挙げると以下のようなサイクルです。
①机まわりの見た目が気に入っている
↓
②気に入っている場所だから、その場に行きたくなる
↓
③座ると心地よい感触に体が包まれる
↓
④長時間座っていても体に負担を感じにくい
↓
⑤休憩をとっても再度机に向かうことに楽しみを感じる
↓
③へ
以上が繰り返されれば、自然と机に向かうことが習慣化されるのも時間の問題です。では、それぞれを詳しく見ていきましょう。
机まわりの見た目が気に入っている
このポイントは整理整頓です。部屋全体とは言いません。机周辺だけで良いので、すっきり片付いていることが大切です。
時計やスマホ、今現在使わない本なども含めて視界の外に置きましょう。極論をいえば、机と椅子以外ないくらいがベストです。
机周辺にあったものは見えない場所に移動するだけでもOK。要は「見えなきゃいい」くらいの気持ちで整理してみましょう。

机の上から物が無くなるだけで、気分がすっきりします。片づけたものが部屋の隅に寄せられただけでも、座った状態で目に入らなければ問題ありません。
さらに机と椅子が、デザイン的に自分好みのものになっていれば最高です。
気に入っている場所だから、その場に行きたくなる
好きな場所には近づきたくなるものです。日当たりやエアコンの風の当たり具合、座った時に見える景色などにも配慮できていると、なお良いですね。ただ、窓に向かうと気が散りやすくなるため、壁に向かう配置が多くなると思います。
もし部屋全体が整理されているなら、壁を背にした社長室的な配置もおすすめです。不思議と気分に余裕が出ます。

座ると心地よい感触に体が包まれる
もし椅子に座った瞬間、体感として心地よさを感じられれば、机に向かう意欲は高まります。そんな「心地よい」という感触をいくつか例として挙げてみます。
ホッとする
座面や背もたれに適度な弾力があり、座った瞬間に心からホッとする体験は感動的で記憶に残りやすいものです。

ホッとしつつも背筋が伸びる
座った時リラックスに寄りすぎず、背筋が伸びる姿勢を自然と支えてくれる感触は、これから勉強しようとする気持ちまでサポートしてくれそうです。

背筋が伸びて気持ちもシャキッとする
わりとかっちりと正しい姿勢を強制するような椅子は休息には不向きですが、気持ちの切り替えを強制的にやってくれます。結果、座りさえすれば勉強するということを習慣づけてくれる助けになります。

いずれにしても座った際に、痛みや不快さを感じない状態になることが大切です。
長時間座っていても体に負担を感じにくい
机に向かうことが気持ちよいと感じるなら、その場所に居続けることも心地よいはずです。そのためには疲れにくく、集中力が持続する必要があります。
疲れにくい

長時間座っていても首や肩、腰などにコリやこわばりをほとんど感じない状態です。これには椅子のサイズが適切で、姿勢に合ったサポートができる座面と背もたれ、場合によってはアームレストが必要です。
集中力が続く

身体的な不快感を感じないこと、椅子自体が安定していて、少しくらい姿勢を変えてもガタつかないことが重要です。背もたれ角度を固定しない状態(ロッキング状態)で使用する場合は、背もたれがしっかり背中に追従し、思った位置でその角度を安定して維持できることが大切です。
休憩をとっても再度机に向かうことに楽しみを感じる
どんな椅子に座っても長時間の着席には限界がありますし、そもそも長時間の着席姿勢自体が健康に良くないことは広く知られています。したがって一定時間ごとに休憩をとることになりますが、休憩後にまた机に向かう壁があります。
もしそれまでの時間が辛いものであるならば、その壁は高くそびえたっていて乗り越える気になれないかもしれません。
ですが、あなたのデスク環境がこれまでの条件を満たしているなら、その壁は大した障害にはなりません。ここまでの体験に心地よさがあれば、何度休憩で席を立とうとも、必ず机に向かいなおせます。

机に向かうのが楽しみなデスクチェアとは
では机に向かうのが楽しくなるデスクチェアとはどんなものでしょうか。先に挙げた条件を踏まえるなら次のようになります。
- デザインと座り心地
- 居心地の良さ
- もう一度、座りたくなるか
デザインと座り心地
人でいうなら第一印象に近いですね。デザインというか見た目が好みでないと、そもそも視界に入らなくなりますが、好ましいと思っているものには注意が向きます。注意が向けば自然と近づきたくなるものです。

座り心地も同じですが、ここでいう座り心地とは、座った瞬間に感じる座り心地です。衝撃を受け止める座面や背もたれの柔らかさと弾力、力を分散してくれるリクライニング機構などです。ここに気持ちよさを感じることができる椅子であれば、座ること自体が小さな楽しみになります。
ただ、勉強のための椅子なので、ソファーのように柔らかすぎてはいけません。正しい姿勢を維持するためには、上半身をしっかり安定させる程よい硬さが必要です。
居心地の良さ
居心地の良さは座った瞬間ではなく、座ったあとの実際に使用している間の快適さです。
椅子はある程度その椅子の個性をあなたに強制することになります。例えば、背筋を伸ばす形の背もたれだったり、全体を包み込んでリラックスさせるものだったりです。どんな座り心地が良いかはその人次第(体の形や使用の目的)です。大切なのはその姿勢を維持しても、体のどこかに痛みや疲れを感じないかです。
基本、体への痛みは論外です。特に背中や太ももにフレームが接触しているときなどは、座った瞬間は気づかなくても時間が経つにつれて徐々に体にダメージを与え、あとで気づいて後悔することがあります。
疲れについても、その姿勢を30分も継続すると首、肩、腰に負担がかかっていることに気づくことがあります。多くの場合、最初に座った際にいつもと違う感触を感じるときです。特に問題なのが、「いつもと違って気持ちいい」と感じる場合です。
普段と違う姿勢で一時的に気持ち良いという印象を持っても、それが長時間に及んだり、何度も繰り返されることによって、逆に居心地の悪さや痛みに変わっていくこともあります。
椅子選びは今までとってきた姿勢を軸に、わりと保守的に選んでいく方が失敗しにくいものです。例えば、ずっとランバーサポートの無い椅子を使ってきた人が、独立式ランバーサポートの椅子を選ぶような場合です。

試座に行って初めて独立式ランバーサポートの椅子に座り、腰をぎゅっと押してくれる感触を体験した際、その座り心地を気に入ってその場で買ってしまうようなシチュエーションです。
これだと後々そのサポートが実は強すぎて、逆に腰が痛くなってしまう可能性すらあります。従来の姿勢と大きく変わるような椅子を選ぶ場合は、いきなり高価なものを買うのではなく、レンタルで試してみたり、必要最低限の機能の付いた安価な類似の椅子で試してみることをおすすめします。
もう一度、座りたくなるか
休憩などで席を離れた際、戻ってきてもう一度座りたくなるかどうかは、かなり重要です。
座っている間に体のこわばりや疲れ。痛みなどのしんどさを感じていたならば、もう一度その椅子に座るのは、かなりストレスを感じる作業になります。
そうではなく程よい疲労感だけで、座ること自体は心地よければ、少し休憩すれば必ず机に戻ってこれます。逆に言うと、その椅子があなたに合っているかどうかは、1時間勉強を続けて少し休憩したあとに、気持ちよく勉強に戻れるかどうかで分かるとも言えます。
いかがでしょう。今のあなたの椅子はご自身に合っていますか。
勉強のためのデスクチェアに前傾チルト機能は必要か
ここで云う勉強とはPC作業のみで完結するものではなく、本を読んだり筆記したりと、机面に顔を向ける姿勢をそれなりに伴うものです。いわゆる直立姿勢や前傾姿勢をとることになりますが、そうなると話題にあがるのが、前傾姿勢や直立姿勢をとる人に向いているといわれる前傾チルト機能の付いたデスクチェアです。
本当に勉強のためのデスクチェアには、前傾チルト機能が必要なのでしょうか。ここでは少しだけ前傾チルトについてお話させてください。
現状、前傾チルト機能は大きく分けて2種類あります。座面のみ前傾するもの(初代 エルゴヒューマン、エイリアンチェア前傾モデルなど)と、座面+背もたれが前傾するもの(シルフィー、アーロンチェアなど)です。
座面のみ前傾するもの
座面のみ前傾するものは、座面が通常よりも少し前下がりになり、上半身と太ももの角度が少し開くことになります。結果としてお腹周りや鼠径部の圧迫が楽になり、緊張をほぐしたり呼吸を深くする効果を期待できます。

座面+背もたれが前傾するもの
では座面+背もたれが前傾するものは、どうなのでしょうか。
通常前傾姿勢では上半身をほぼ垂直に保ちます。しかしこの姿勢は時間が経つにつれ無意識に顔が机に近づいていき、背中が丸くなっていくことがあります。これを防止するためには、無意識に姿勢が崩れることを気づかせる何か(前傾した背もたれ)と、物理的に防止する何か(しっかりとした腰のサポート)が必要になります。
前傾姿勢に求められる背もたれの前傾チルトの要件は2つです。
腰のサポートがしっかりしていること
このためには、座った際に背もたれが仙骨から腰椎にかけてしっかり接触し、大きく動かないことが大切です。ここがしっかり固定されていれば、意識的に腰を前滑りさせない限り、正しい姿勢が取れます。
ただしこれは背もたれが前傾しなくとも、背もたれの形状と硬さで実現できます。前傾する背もたれの意義は次の要件にあります。
背もたれの角度を90°付近にできること
普通のデスクチェアの背もたれ角度は、最も立った状態で105°付近が一般的です。この角度では前傾姿勢において、腰は背もたれに接触しても、背中は背もたれから離れることになります。

この状態でも、前傾姿勢を保つことはできますが、時間が経つにつれ、だんだん上半身が前かがみになります。この悪化した姿勢は、もともと背中が背もたれから離れているため、自分では意外に気づきにくいものなのです。
前傾チルトの背もたれは、前傾姿勢の理想的な上半身の角度に沿うように設定されています。その角度が90°付近ということになります。
したがって、前傾姿勢をとる際は背中を背もたれに軽く接触させることで、正しい姿勢をとれるようになっています。作業の最中は常に背中を背もたれに接触させておくことを意識していれば、姿勢が崩れることはありません。もし離れていることに気づいたら、姿勢を正しましょう。

前傾姿勢は慣れないとかなり疲れる姿勢です。理由は簡単で、背もたれの角度が直角に近いため、背中を預けてもほとんど上半身の重さを支えてくれないからです。
初めて前傾姿勢を体験する方の多くは、座った瞬間に「あ、この姿勢、自分には合わないかも。」と思うかもしれません。ですが安心してください。割と多くの方が同じように思いますが、使っているうちにだんだん慣れてくるものです。ゆっくり維持できる時間を増やしていくと良いでしょう。
姿勢を変えて楽になりたいと思った時が、休憩の時間です。もし疲れていなくても30分に一度は席を立って、ストレッチすることをおすすめします。
ただ、もし強い違和感や痛みがあれば、すぐに前傾チルトを使うのはやめましょう。この場合は、とっている姿勢があなたに向いていない可能性があります。
結局、前傾チルトは必要なのか
正しい前傾姿勢を維持する習慣が身に付けば、前傾姿勢で作業すること自体は背もたれの前傾チルトがあってもなくても、それほど大きな違いはありません。前傾チルトの背もたれはあくまで姿勢維持のセンサー代わりという認識でよくなります。ただし、座面に適度な硬さがあり、腰のサポートがしっかりしていることが必須条件です。
座面の前傾チルト機能は、前傾姿勢をとるうえであったほうが便利です。ただそれも座面角度が水平に近ければ、少し座面を高めにすることである程度カバーできます。
結論としては、前傾チルト機能はあれば便利だけど、なくても前傾姿勢に向いているデスクチェアはあるということになります。それは下記の条件を満たす必要があります。
- 背もたれによる腰のサポートがしっかりしていること
- 座面角度が水平に近い(前上がり過ぎない)こと
- 座面の硬さが上半身を不安定にさせない程度に硬いこと
大人の勉強におすすめできるデスクチェア4選
それではこれまでのお話を踏まえて、勉強のために机に向かうことが楽しくなるデスクチェアをご紹介します。ご紹介するデスクチェアは次の4脚です。
- フィノラ
- ジェスチャー
- シルフィー
- アーロンチェア リマスタード
フィノラとジェスチャーに前傾チルト機能はありません。シルフィーとアーロンチェア リマスタードには背もたれと座面ともに前傾する前傾チルト機能があります。
フィノラ

最初にご紹介するのは日本のオフィスチェア界をリードするオカムラのフィノラです。
フィノラは前傾チルト機能は無いものの腰のサポートがしっかりしており、前傾および直立姿勢と相性の良いデスクチェアです。同時に上半身をしっかり背もたれに預けるような後傾姿勢にも快適に使用できます。これまでレビューしてきたデスクチェアの中でも、最も万能性に優れた一脚といえます。
背もたれはメッシュで、座面はメッシュとクッションのどちらかを選択できます。操作レバーは調節しやすい位置に配置されており、操作感も上質。全体的にすっきりしたデザインで悪目立ちしません。今回ご紹介するデスクチェアのなかでは、機能、デザイン、価格的に最もバランスの取れたデスクチェアです。
フィノラの良い点
今回のテーマに沿ってご紹介するフィノラの良い点は5つです。
背もたれの角度
フィノラの背もたれは初期状態の角度がかなり立っているため、勉強によく使う前傾姿勢に向いてます。一般的なデスクチェアなら概ね105~110°くらいが一般的ですが、フィノラの背もたれは98°(計測値)です。前傾チルト機能を持ったデスクチェアの前傾時の背もたれ角度が、85~95°くらいです。
このことからフィノラは前傾チルト機能が無くても、前傾チルトに近い背もたれ角度が準備されていることが分かります。おかげでフィノラの背もたれは、十分に姿勢の崩れを察知するセンサーの役目を果たすことができます。

さらに腰のサポートは上半身をしっかりサポートできるだけの硬さがあります。この腰のサポートは、筆記や書籍の読み込みなど前傾から直立姿勢にかけての姿勢で不安定になりやすい上半身を確実に支えてくれます。
背もたれの開放感

フィノラの背もたれは、わりと開放感のある形状で、窮屈さを感じることがない背もたれです。勉強している最中に少し姿勢を変えても全く邪魔されない点は、集中を継続させるうえでかなりのメリットです。腰部にしっかりしたサポートがありながら、上部では程よい柔らかさのため、ちょっとした姿勢の変化にも柔軟に対応できます。素材がメッシュである点も開放感の演出に役立っているように思えました。
異硬度クッションの座り心地
オカムラのオフィスチェアの特徴ともいえる異硬度クッションは、とても座り心地が良いです。前傾や直立姿勢などのお尻の負担の大きい姿勢でも十分長時間耐えられるクッション性はさすがとしか言いようがありません。もし休息で席を立っても、もう一度座ることに全く躊躇を感じない点は、フィノラが勉強に向いている決定的な証拠といえます。

フィノラのクッション座面はやや薄めに作られています。同じ異硬度クッションのシルフィーと比べるとボリューム感はやや控えめになるものの、そのぶんお尻との密着面積が控えめになるため、夏場の暑さを少し軽減できるメリットがあります。もしそれでも不十分なら、メッシュ座面の選択も可能な点はさすがオカムラの上位機種といえます。
対応姿勢の豊富さ
フィノラの背もたれは5段階で角度調節ができるため対応姿勢に隙がなく、前傾、直立だけでなく後傾姿勢までほとんどのデスクワークに対応可能です。また、今回紹介する4脚のなかでは、比較的休息にも対応できるデスクチェアになっています。

重量の軽さ
いわゆる高級デスクチェアのなかでは比較的軽量で、重量は18.4kg(クッション座面、アジャストアーム付、ヘッドレスト無し、ランバーサポート無しの重量)となっています。このクラスのデスクチェアとしては軽く、移動や取り回しも楽にできます。座った状態でのちょっとした机との距離調節も重い椅子とは段違いに調節しやすいです。
フィノラの気になる点
フィノラを勉強に使う上で気になるのは次の2点です。
ロッキングに粘りが無い
もしあなたが背もたれの角度を固定せずに使う「ロッキング状態」で使いたいなら、注意が必要です。
ロッキング状態で使うメリットは、重心移動だけで、背もたれの角度を好きな時、好きな角度に調節できることです。これにより一切のレバー操作なく、自由に前傾から後傾まで背もたれの角度を変えて、その時の作業に合った角度を使うことができます。
そのようなロッキング状態では背もたれを元の角度に戻そうとするバネの反発力と、上半身の重さが釣り合って一定の角度を保ちます。この時、角度変化に抵抗する静止摩擦力のような力(これを本サイトでは「粘り」と呼んでいます)があります。この粘りがあることで初めて、背もたれの角度をロックせずに維持し続けることができます。
フィノラに関してはこの粘りがわりと弱めで、一定の角度を維持しようとしても、ちょっとした重心の移動に対して敏感に角度が変わるため、やや安定しづらい傾向があります。
フィノラをロッキング状態で使いたい場合は、想定した使い方ができるか、試座の際にしっかり確認することをおすすめします。
アームレストのガタツキ
フィノラのアジャストアームレストは少しガタツキがあります。通常の使用には全く問題ありませんが、あえて椅子を揺らした場合や、調節の際に気になる人には気になるというレベルです。ほとんど使用する人の受け取り方の問題なので、これも実機で確認することをおすすめします。
もしアームレストをタイピングなどに使わない場合は、固定のアームレストやアームレスト無しを選択すると解消するため、それも良い解決策です。
↓フィノラの価格をチェック↓
ジェスチャー

ジェスチャーは背もたれがスマートで自由度が高いにもかかわらず、しっかり姿勢を正す工夫が凝らされています。座面のクッションは少し硬めに感じるかもしれませんが、その硬さが勉強時の前傾から直立姿勢時の安定した座り心地と疲れにくさを支えています。
最大の特徴は可動アームレストの調節範囲で、一般的なデスクチェアよりもかなり左右幅を狭く調節できます。これまでどうしても左右のアームレスト幅が広すぎて、タイピングの補助に使えなかった人には一番のおすすめデスクチェアです。
ジェスチャーの良い点
姿勢を正すデザイン

背もたれの形状が腰の部分でしっかり主張する形状のため、安心して腰を預けられます。これにより上半身が安定するため、前傾&直立姿勢での作業がしやすいデスクチェアです。さらに後傾姿勢でも姿勢を正す傾向は変わらず、良い姿勢のままデスクトップPC作業を行うことも可能です。
柔軟性のある背もたれ

ジェスチャーの背もたれはライブバックといい、柔軟性が高く、ちょっとした姿勢の変化やねじりにも追従してくれる対応力があります。この機能は体を伸ばす際に最も威力を発揮してくれるストレッチに適した背もたれです。
また背もたれ幅が他のデスクチェアより細身でデザインされているため、両肩の自由度も高く、疲れたら座ったまま肩を回してリフレッシュすることができます。
実質無段階調節の背もたれ角度

ジェスチャーには背もたれ角度の固定機能はなく、リクライニングの範囲を固定する(広くしたり狭くしたりする)機能があります。そしてその角度を固定しない状態(ロッキング)でのリクライニングには十分な粘りがあります。おかげで上半身の重心移動だけでどの角度でもぴたりと止まり、それをほとんど意識せずに維持できます。
これは前傾、直立だけでなく、後傾姿勢まで頻繁に行き来するユーザに非常に向いているリクライニングです。シームレスな姿勢変更は一切の操作を不要とするため、集中力を途切れさせることなく、勉強を継続することができます。
操作性抜群

ジェスチャーの操作系は、全て座面右下に集約されています。またその扱いやすさも特に優れていて、一つ一つの操作感がスムーズです。特に座面の奥行き調節は座ったままでの調節が可能。他の調節もすべて手の届きやすい位置にあり、操作も全く苦にならないため、常に最小限の労力で最良の姿勢を維持できます。
実用的なアームレスト

先にお話しした通りジェスチャーのアームレストは左右幅をかなり狭くできるため、細身の人や肩幅が狭めな人にもピッタリの位置にアームパッドを配置できます。PCでの勉強が多くタイピングにアームレストを使用する方には、ぜひ試してほしいデスクチェアです。
ジェスチャーの気になる点
重い重量
ジェスチャーは高級デスクチェアのなかでも大きさのわりに結構重く、26kg(ヘッドレスト無し、ランバーサポートあり、シェルバックの状態)あります。机に対する椅子の位置の微妙な調節は、カーペットなどの柔らかい面では少し抵抗があるかもしれません。フローリングなど硬い面なら、意外に重さはあまり感じません。
座面の前滑り感
座面角度が水平に近いことと背もたれも腰部のサポートが硬めのため、人によってはお尻が前滑りするように感じるかもしれません。ただこれは座面奥行きを少し広めにとって、座面との接触面積を増やすことや、座面とズボンの生地の相性を考えることで、わりと簡単に解消できます。ただ念のため実機確認はしておきましょう。
休憩向きではない
後でお話しするアーロンチェアほどではありませんが、姿勢を正す傾向のある背もたれの形状ですので、あまりリラックス向きのデスクチェアではありません。特に長時間の休息には向いているとは思いませんでした。もちろん少し動画を見る程度の休息には支障ありませんが、基本、姿勢が良いことが仇になり、あまりリラックスした心もちを感じられないかもしれません。
ヘッドレストの後付けや取り外しは不可
オプションはヘッドレストがありますが、一度選ぶと取り外しできないため慎重に選択してください。もちろん後付けも不可能です。
ジェスチャーのヘッドレストは少し前寄りです。後傾姿勢で頭をヘッドレストに預けて作業したい方には向いている可能性がありますが、休憩以外でヘッドレストを使わない方は特に慎重に確認したほうがいいかもしれません。座ったまま首を伸ばすため上を向こうとすると、頭がヘッドレストに当たってストレッチできないというのは、ヘッドレストあるあるの一つです。
↓ジェスチャーの価格をチェック↓
シルフィー

シルフィーは今回ご紹介する中で最もオフィスチェアらしい形状をしたデスクチェアです。そして背もたれの形状を座る人の体格に応じて調節できるバックカーブアジャスト機構を搭載した個性的な一脚でもあります。
最大の特徴は前傾チルト対応のリクライニング機構で、特に角度固定をせずに使うロッキング状態での使い勝手がアーロンチェア リマスタードと優劣を競うほど優れています。
シルフィーの良い点
もたれ心地を調節できる背もたれ

座る人の体格に応じて、背もたれの左右方向のカーブ(凹み具合)を調節できる機能(バックカーブアジャスト機構)は、背中をしっかり支えてほしい人のニーズに刺さる独自機能です。
腰のサポートも後ろだけでなく、左右からも包み込むようにサポート。勉強時の前傾や直立姿勢時に上半身がふらつかないよう、しっかりサポートしてほしいという人にはぴったりの形状です。
異硬度クッションの座り心地

シルフィーの異硬度クッションは厚みがしっかりとしており、座った瞬間に「ほっ」とする安心感があります。一度座るとほかの椅子との差を強く感じるほど、その違いは明確です。特にシルフィーは座面クッションの厚さがしっかりとられているため、何回席を立とうとも、必ずもう一度机に向かえるだけの座り心地の良さが体験として記憶に刻まれます。
前傾チルト機能を含む実質無段階調節の背もたれ角度

シルフィーのロッキング(背もたれの角度を固定しない状態)には粘りがあり、どの角度でも自分の意志通りに止まってくれます。しかも座面と背もたれの両方が傾く完全な前傾チルト機能搭載で、前傾姿勢から後傾姿勢まで隙の無い対応力が魅力です。
筆記だけでなくPC作業も同時進行する人には、次にご紹介するアーロンチェア リマスタードに勝るとも劣らない使いやすさを感じられると思います。個人的には、この点はアーロンチェア リマスタードよりも使いやすく感じたほどです。
コスパの良さ
シルフィーはここで紹介する他のデスクチェアに比べて、かなり手に入れやすい価格も魅力です。しかも機能的には全く劣らないどころか、むしろ多機能な面すらあります。もしアームレストやヘッドレストが不要なら、なくすことができるため、その価格差は圧倒的になります。
軽い重量
シルフィーの重量は、この記事で紹介するデスクチェアとしては最軽量の16.4kg(メッシュ背もたれ、可動アームレスト、樹脂脚、ヘッドレストとランバーサポートは無し)です。大きさも比較的コンパクトなため、非常に取り回ししやすく、扱いやすいです。
休憩にも使える

シルフィーのリクライニング角度は最大で128°(計測値)まで倒すことができます。さらにメッシュの背もたれは背中全体を均等に支えてくれるため、ご紹介してる中では休息にも十分対応できる一脚です。
シルフィーの気になる点
操作性は高くない
シルフィーの各種操作機器は、ここで紹介する他のデスクチェアと比べると配置位置や操作性にやや問題があります。
各種レバーが位置的に少し遠く、かなり体を傾けないと届かなかったり、操作しにくいものがあります。また操作の感触自体があまり良くなく、スムーズに調節できないこともありました。ただそれはここに挙げた上位のデスクチェアと比較した場合で、一般的なデスクチェアとしてはほぼ問題ないレベルです。
タイピングには不向きなアームレスト
シルフィーのアームレストは左右間隔が広いため、タイピングにアームレストを使いたい人は、注意が必要です。特に肩幅が狭めの人や小柄な人は、必ず試座で使えるかを確認しましょう。
また後傾姿勢でタイピングの補助に使いたい方は、さらに注意が必要です。それはシルフィーのアームレストは背もたれを倒した際にその角度に追従しないため、アームレストがかなり体から離れた位置になるためです。
背もたれの包み込まれ感
メッシュ背もたれは体を包み込む傾向があるため、使用者の体格と好みによっては背もたれに窮屈さを感じる可能性があります。必ず実機で感触を確かめましょう。
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アーロンチェア リマスタード

アーロンチェア リマスタードは、前傾チルト機能の付いた作業特化のデスクチェアです。机の前に座ったら勉強に集中し、休息は別の場所でとるというメリハリの付いた習慣を身に付けたい人におすすめの一脚となります。
アーロンチェア リマスタードはメッシュ座面ですが、普通のメッシュチェアとは全く座り心地が違います。やや硬めで弾力のある座面は、一般的なメッシュチェアに比べて圧倒的にお尻へのダメージが少ないため、長時間の着席にも十分耐えられます。
アーロンチェア リマスタードの良い点
絶妙なサポート力

まず座って感じるのが腰のサポートです。しっかり奥まで腰を入れて座ると上半身の不安定さが消えます。拘束されるわけではありませんが、骨盤が寝るような悪い姿勢には動きにくいようになっています。これには腰椎と仙骨を支えるポスチャーフィットSLがうまく働いています。
メッシュ座面の心地よさ

アーロンチェア リマスタードのメッシュは、背もたれと座面を8つのエリアに分割して、それぞれの場所に適した弾力を持たせている(8zペリクル)ため、普通のメッシュチェアとは座った感触が全く異なります。簡単に言うと張りが強くて弾力があり、連続して座っても疲れを感じにくいものになっています。座り比べれば分かりますので、ぜひ一度体験してみてください。
ロッキングでの使いやすさ

アーロンチェア リマスタードの背もたれはロッキング時の角度変化に粘りがあり、上半身の動き次第でどの角度でもピタッと角度が決まります。しかも少々の動きでは角度は変わらないにもかかわらず、角度を変えたいと思って上半身を動かせば思い通りの角度に変えられます。結果として、無段階の背もたれ角度が使えることになります。前傾から後傾まで、作業内容に合った姿勢を瞬時にとれるため、集中力が途切れません。
各姿勢への対応力
アーロンチェア リマスタードといえば前傾チルト機能を思い浮かべる人も多いと思います。実際、前傾姿勢や直立姿勢とはかなり相性が良いです。一方でデスクトップPC作業などの後傾姿勢ともかなり相性が良いデスクチェアになっています。それはこのデスクチェアの背もたれは腰から方付近にかけて徐々に広くなる形状になっており、これが上半身をしっかり受け止めてくれるからです。
ヘッドレストのオプションはありませんが、多くの方がとる浅めの後傾姿勢の角度にはヘッドレストは必要ないため、勉強用としては十分だと思います。むしろヘッドレストが無いほうがストレッチしやすいというメリットもあります。

軽い重量
重厚な見かけによらず軽量で、18.4kg(サイズB、樹脂脚、可動アームレスト)です。高級デスクチェアのなかでは軽めの重量が離着席のしやすさにつながり、このデスクチェアを何度でも机に向かえる一脚に仕上げています。
アーロンチェア リマスタードの気になる点
高価
他の高級デスクチェアと比べても高価な価格帯になります。機能の数やオプションの豊富さなどで評価すると若干不利ともいえます。

ただアーロンチェア リマスタードは他のデスクチェアに比べて圧倒的に勝っている点がガタツキの無さです。可動アームレストにもかかわらず、それすらほとんどガタつかない作りの良さは圧倒的です。また分厚く柔らかいアームレストは腕を置くことが素直に気持ちいいと感じるリッチさです。
こういった椅子全体の作り込みや、他とは一味違う座り心地にメリットを感じられるのであれば、私はむしろお買い得だと思います。
あと、アーロンチェア リマスタードは定期的(年に6~7回程度)に20~25%オフのセールを行っています。ハーマンミラーの公式サイトでEニュースレター登録をしておけば、セールのメールをもらえます。セール期間中は多くのECサイトでも同時に値下げされますので、その期間を狙うのが賢い購入方法の一つです。
長時間の休憩には向かない

アーロンチェア リマスタードの最大のデメリットは、長時間の休憩には全く使えないことです。とにかく作りがしっかりしすぎて、姿勢を崩す余地がありません。無理やり崩すと逆に腰が痛くなるレベルです。
そもそもこのデスクチェアは長時間の休憩をとるというコンセプトで作られていません。アーロンチェア リマスタードを選択するなら、休憩は別の場所を用意する覚悟を持っておいた方が良いと思います。
↓アーロンチェア リマスタードの価格をチェック↓
まとめ
最後にこの記事でご紹介した4つのデスクチェアをどんなシチュエーションで取り入れていくのがおすすめかをお話ししてまとめたいと思います。
背もたれの開放感もしくはホールド感重視
背もたれの感触は、基本的に好みの問題になります。
常に上半身を包み込んでくれる感触に安心を感じる人は、ホールド感のある背もたれが相性が良いと思います。具体的にはシルフィーのメッシュ背もたれがおすすめになります。特に背中の形に合わせてホールド感を変更できるバックカーブアジャスト機構は、他のデスクチェアにはないシルフィーならではの独自機能です。

作業中に上半身を大きく動かす人や動きを拘束されるのが苦手な人は、開放感の高い背もたれが使いやすいです。開放感重視の背もたれなら、ジェスチャー、アーロンチェア リマスタード、フィノラの順におすすめです。
ジェスチャーの背もたれは上部が左右方向に平らで幅が狭いため、上半身が開放的です。肩付近は特に自由に動かすことができ、ストレッチも快適です。
アーロンチェア リマスタードも背もたれ上部が左右方向に平らで、上下方向は上部で少し後ろに反っているため、上半身に自由を感じやすいです。左右幅は上に行くほど広くなりますが、背もたれの高さが低めに設定されているため、座ったもまでも肩を回せます。
フィノラも同様に背もたれ上部が開放的ですが、他の2脚に比べると少しカーブが付いています。背もたれの高さがやや低めに設定されているため、上半身の自由を感じやすいですが、背もたれの左右幅はジェスチャーに比べると少し広めです。

前傾姿勢のとりやすさ重視
あなたの勉強姿勢に前傾姿勢が多く、その姿勢ですぐに背中が丸くなることを矯正したい場合は、前傾チルト機能の付いたデスクチェアをおすすめします。具体的にはシルフィーとアーロンチェア リマスタードですね。

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前傾チルトが無くとも正しい姿勢を維持できる方は、どれを選んでも問題ありません。ただ、座面が前下がりのほうが前傾姿勢時の腹部の圧迫が少なくなるため、優先順位的にはアーロンチェア リマスタードとシルフィーが同率1位で次にジェスチャー、フィノラの順におすすめです。
フィノラが最後なのは、座面角度が他の3脚に比べて、わずかに前上がりのためです。

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座面の座り心地
座面の座り心地は、その素材によって大きく変わります。
メッシュ座面
夏場の蒸れを解消したいなら、メッシュ一択です。
ただ冬場の寒さはかなり辛いので、気になる方は座面にひざ掛けなどを敷いて使うことをおすすめします。寒いからと言って足元に温風ヒーターなどを使うことはNGです。温風が座面昇降のためのガスシリンダーに当たり、シリンダーが劣化する可能性があります。
アーロンチェア リマスタード

アーロンチェア リマスタードのメッシュ座面は弾力があるにもかかわらず、平たい感触でペッタリ座れます。一般的なメッシュ座面は坐骨付近に負担が集中しやすく、長時間座っていると疲れを感じやすくなりますが、アーロンチェア リマスタードの座面はそれをほとんど感じませんでした。座る心地自体も他のメッシュチェアとは感触の差が大きく、アーロンチェア リマスタードは本当に自然な座り心地です。
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フィノラ
フィノラは、オカムラのデスクチェアとしては少数派のメッシュ座面を選択できる椅子です。クッションモデルと違い、メッシュモデルは店頭で座ったことがある程度なので詳しくお話しできませんが、軽い座り心地で離着席しやすく快適でした。夏場の蒸れが気になる方はぜひ検討を。
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クッション座面
座り心地が大切で、冬場にお尻が冷たくなることに耐えられない人は、クッション一択です。但し、夏場は少し暑苦しく感じることもあるため、室温管理で対応しましょう。
シルフィー

ボリューミィで適度な柔らかさ、座るとホッとする異硬度クッションの座り心地は、抜群です。ご紹介した4脚の中で、最もお尻にやさしいデスクチェアといって良いでしょう。
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ジェスチャー

少し硬めで、クッションというよりマットに近い座り心地です。座った姿勢の安定感が高いため、シルフィーとはまた違う座りやすさがあります。筆記作業との相性もとても良いので一度は試しておきたい一脚です。
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フィノラ

フィノラのクッション座面はシルフィーと同じ異硬度クッションですが、少し薄めでシルフィーよりも沈み込みが控えめです。おかげで太ももやお尻との接触面積がわずかに少なく、シルフィーよりも夏場の蒸れを軽減することが期待できます。
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背もたれ角度を固定せず使いたい
もしあなたの勉強が文字を書いたりPCを操作したりと、前傾姿勢と後傾姿勢を行き来するようであれば、背もたれの角度を固定せずに使ったほうが効率的かもしれません。そんなあなたにおすすめできるのは次の3脚です。
- シルフィー
- アーロンチェア リマスタード
- ジェスチャー
それぞれのリクライニングにはしっかりとした粘りがあり、角度を固定しない状態(ロッキング状態)でも上半身の重心移動だけで好きな角度に調節でき、しかもその角度を維持しやすいという特徴があります。
いずれのデスクチェアのロッキングも申し分ありませんが、あえて言うならシルフィーが他の2脚に比べてわずかに使いやすかったと感じました。
一方、フィノラはロッキングの粘りが若干弱く、同じ使い方をすると背もたれ角度の維持に不安定さを感じました。フィノラは他の3脚に比べて最も多い5段階の角度固定ができるため、角度をしっかり固定するほうが快適に使えました。
タイピングにアームレストを使いたい
タイピングの補助にアームレストを活用したい場合、最もおすすめしたいのはジェスチャーです。ジェスチャーを選べば、比較的多くの人の肩幅にフィットして使えます。

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体格の良い人や肩幅が広い人は、アームパッドがリッチなアーロンチェア リマスタードもおすすめです。ジェスチャーやアーロンチェアが他の面で合わないなら、フィノラも悪くない選択です。

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シルフィーに関しては、他の3脚に比べてもアームレストの左右幅が広く、またリクライニング時にアームレストがついて来ない座面角度追従タイプであるため、注意が必要です。どうしてもシルフィーのアームレストを使ってタイピングの補助をしたい場合は、必ず試座で使えることを確認しましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたが魅力的なデスクチェアに出会えることを願っています。




