数多くある高級オフィスチェアの中から最良の一脚を選ぶ、それはわりと難しい選択ですよね。大きな家具店に行って、いろいろ試してみても、ちょっと座っただけでは分からないことばかりです。

実はそれを簡単に解決できる方法があります。
それは自分の気になっている椅子を実際に使っている人に意見を聞くことです。なぜなら、製品サイトやカタログでは分からない本当の使用感を知っているのは、実際に使っている人だからです。

ですがそのような方も、他の椅子と比較したときにどうかという点についてはうまく説明することができません。その理由は他の椅子を知る機会が圧倒的に限られているからです。

私はこれまで、いずれ劣らぬ高級オフィスチェアを数多くレビューしてきました。どのオフィスチェアに対しても短くとも1か月以上、毎日8時間超を座って試しています。中には5年近く使い続けているものもあります。

この記事では、これまでレビューしてきたオフィスチェアのうち、現在でも新品で販売されている人気の8脚を9つのテーマに沿って比較します。それぞれがどういった点で他のオフィスチェアよりも優れているのか、分かりやすくご紹介します。

この記事を読むと、あなたの気になっているオフィスチェアが、どのような点で他の椅子より優秀で、どのような点が弱点なのかが相対的に分かります。

比較対象のオフィスチェアと9つのテーマは以下のとおりです。

比較対象チェア
  • アーロンチェア リマスタード
  • コンテッサ セコンダ
  • エルゴヒューマン プロ2オットマン
  • リープ V2
  • ジェスチャー
  • シルフィー
  • アクトチェア
  • フィノラ
比較対象オフィスチェア(背景は合成です)

なお最初にレビューした初代エルゴヒューマンは、すでに新品の販売が終了しているため、除外しています。

9つのテーマで評価する理由は、それぞれのオフィスチェアには各々に使用の目的があってデザインされているため、使う人やシチュエーションによって向き不向きが大きく変わるからです。評価方法についてはこちらをご覧ください。

はじめに

本記事はこれまでレビューしたオフィスチェアを相対評価したものです。比較はすべての製品に対して敬意をもって行っております。レビューしていないオフィスチェアとの比較はしておりません。

評価は可能な限り客観的に行うよう努めておりますが、レビュー者本人の主観も大いに盛り込まれている点はご了承ください。

各オフィスチェアはレビューした状態のものを比較しています。したがって、レビュー機に装備されていなかったオプション(ヘッドレストなど)は評価の対象とはしていません。各オフィスチェアの状態は下記の表をご覧ください。

(↓横スクロール可能↓)

商品名アーロンチェア
リマスタード
コンテッサ
セコンダ
エルゴヒューマン
プロ2オットマン
リープ V2ジェスチャーシルフィーアクト
チェア
フィノラ
メーカーハーマンミラー
(Herman Miller)
オカムラコンフォート
ワークプレイス
(COMFORT WORKSPACE)
スチールケース
(Steelcase)
スチールケース
(Steelcase)
オカムライトーキオカムラ
グラファイト
/グラファイト
ポリッシュ
/ブラック
ブラックメドレー/ペッパーブラック背グラファイト
座グラファイト
ミディアムブルーブラックミディアムグレー
背もたれ素材メッシュメッシュメッシュクッションクッションメッシュメッシュメッシュ
座面素材メッシュクッションメッシュクッションクッションクッションクッションクッション
ヘッドレスト-*12D-*1-*1-*1-*1-*1
アームレスト3D4D4D4D360度アームレスト3D360度アームレスト4D
フットレスト有り
ランバーサポートポスチャーフィットSL-*1独立式ベルトタイプ*2ベルトタイプ*2-*1-*1-*1
重量 [kg]*318.3521.9025.5521.1525.3516.4018.1018.40
備考サイズBメモリーロッキング機能なし
ジャケットハンガー有り
シェルバックジャケットハンガー有り
レビュー記事アーロンチェア
リマスタード
コンテッサ
セコンダ
エルゴヒューマン
プロ2オットマン
リープ V2ジェスチャーシルフィーアクトチェアフィノラ
*1:オプションとして有り
*2:背もたれクッションと背もたれの間に内蔵された帯状の樹脂バンド(写真はこちら
*3:計測値

評価方法

この記事での比較は、異なる9つのテーマにおいて8脚のオフィスチェアを順位付けし、それぞれの上位3脚をご紹介します。同じ順位に2脚以上が選ばれた場合は3脚以上になる場合もあります。

各テーマではいくつかの基準を設け、それぞれに対して順位付けを行い、その評価を各テーマの順位付けに反映しました。

評価結果は1~8位までの順位で表していますが、評価対象はいずれもトップクラスのオフィスチェアのため、たとえ最下位であっても機能的には一般オフィスチェアの平均以上の性能があるといえます。

作業時に座り心地が良いオフィスチェア

オフィスチェアといえば、何といっても作業時の座り心地が一番気になるところです。これさえ良ければ、あとはおまけのようなものと言っても過言ではない、かもしれません。

作業時に座り心地が良いオフィスチェア
  • 1位:シルフィー
  • 2位:ジェスチャー
  • 3位:アーロンチェア リマスタード

評価基準

前傾から後傾までの作業姿勢において、下記の6つの項目を評価しました。

評価項目シルフィージェスチャーアーロンチェア
リマスタード
①腰のサポート力4位1位2位
②背もたれの自由度7位1位3位
③背もたれ角度の適切さ1位4位2位
④座面のサポート力1位3位5位
⑤座面角度と前滑りしない素材1位5位1位
⑥長時間の着席1位3位5位
総合評価1位2位3位
① 正しい姿勢を保つことをどれだけ助けてくれるか。
② 肩を回したり、ストレッチしたりできるか。
③ 前傾から後傾姿勢まで適切な角度でサポートできるか。
④ 正しい姿勢を保つことに向いている座面か。
⑤ 座面に適切な角度と摩擦感があるか。
⑥ 違和感や痛みなく長時間の着席が可能か。

1位:シルフィー

シルフィー(Sylphy):オカムラ

座面のサポート力:1位、長時間の着席:1位

シルフィーの座り心地の良さは、何といっても異硬度クッションの存在が大きいです。このクッションは座面の中でも硬さが必要なところと、柔らかさが必要なところを3つのゾーンに分けてクッションの硬さを変化させています。しかもその変化は、境界が分からないほどなめらかです。

シルフィーの異硬度クッション

おかげで前傾から後傾まで、どの姿勢でも快適に姿勢を維持することができました。長時間の着席でも、お尻へのダメージはほとんど感じることがありませんでした。

背もたれ角度:1位、座面角度と素材:1位

リクライニング角度は背もたれ・座面ともに適切で、特に座面は変化する範囲が広く、作業から休憩までしっかり対応できる機構になっています。

シルフィーのリクライニング角度(前傾姿勢を含む)

腰のサポート力:4位、背もたれの自由度:7位

シルフィー独自の背もたれカーブをコントロールできるバックカーブアジャストが、背中のフィット感を変更できる点も見逃せません。腰のサポートもしっかり固定される感触で、特に前傾姿勢や直立姿勢にフィットします。

ただ、背もたれの左右フレーム幅がややタイトなため、大柄な方は少し窮屈さを感じるかもしれません。その場合はクッションタイプの背もたれを選ぶと印象が変わる可能性があります。

シルフィーのバックカーブアジャスト

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2位:ジェスチャー

ジェスチャー(Gesture):スチールケース(Steelcase)

腰のサポート力:1位、背もたれ角度:4位

ジェスチャーは何といっても背もたれの腰のサポートがしっかりしている点が魅力です。前傾チルト機能はありませんが、この腰のサポートのおかげで前傾姿勢や直立姿勢でも上半身がぶれることはありません。

背もたれ上部は割と角度が付いているため、上半身を預けてしまえば背もたれを倒さずともやや後傾姿勢気味になります。

腰のサポートがしっかりしているジェスチャー

座面のサポート力:3位、長時間の着席:3位

座面クッションもシルフィーとは違うやや硬めのマット感のある座り心地で、これがお尻をしっかり支えます。リラックス感ではシルフィーに及びませんが、作業のしやすさは何ら劣るところがないと感じました。このおかげで前傾チルト機能が無くても、筆記などの前かがみの姿勢にも難なく対応できます。

ジェスチャーの筆記姿勢とタイピング姿勢

さらに座面前方に体重がかかるような前かがみ姿勢になると若干前下がりに変形する(パッシブシートエッジ)ため、太ももの圧迫を軽減できる点も見逃せません。

ジェスチャーのパッシブ・シート・エッジ

背もたれの自由度:1位

ジェスチャーには適度な柔軟性を備えた背もたれ(ライブバック)があり、上半身をしっかり預ける後傾姿勢も心地よく作業できます。スリムな背もたれ幅は肩回りの動きを妨げることがないため、拘束感がありません。

ジェスチャーの背もたれの柔軟性

座面角度と素材:5位

ジェスチャーを2位とした理由は、背もたれを倒した際の座面の角度変化が控えめなため、シチュエーションによってはわずかにお尻が前滑りする感覚を覚える点です。

必ずしもユーザー全員が感じる問題ではありませんが、同様に感じる方には、座面奥行きを少し広めにとったり、ズボンなどの生地を滑りにくいものにすることでほぼ解決するはずです。

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3位:アーロンチェア リマスタード

アーロンチェア リマスタード(Aeron Chair Remastered):ハーマンミラー(HermanMiller)

座面のサポート力:5位、長時間の着席:5位

アーロンチェア リマスタードは、メッシュチェアとしては私の知る限り最高の座り心地です。長時間座り続けても、他のメッシュチェアのようにお尻に痛みを感じるようなことはありませんでした。さすがにクッション座面と比較すると分が悪くなりますが、それでも作業集中への貢献度だけなら、クッション座面に勝るとも劣らないポテンシャルがあります。

これは8zペリクルというメッシュで座面と背もたれをそれぞれ4つの部位に分け、必要な弾力を変化させているおかげです。目的はシルフィーの異硬度クッションと似ていますが、アーロンチェア リマスタードの場合は、座面だけでなく背もたれまで徹底している点が異なります。

アーロンチェア リマスタードの座面

腰のサポート力:2位、背もたれ角度:2位、座面角度と素材:1位

作業時においては、前傾チルト機能があるため、前傾から後傾までどの姿勢でも適切な角度でしっかり支えます。腰椎と仙骨を同時に支えてくれるポスチャーフィットSLは、姿勢の崩れはじめの変化を抑え込んでくれます。この機能により、意図的に姿勢を崩さない限り姿勢が崩れることはありませんでした。

アーロンチェア リマスタードのポスチャーフィットSL

背もたれの角度はデフォルト状態で割とゆったりしています。前傾にすると背筋を伸ばした状態にそっとフィットするくらい立った角度になりますが、角度を倒すと感覚的にはしっかり倒れているように感じます。座面もしっかり傾き、お尻の高さが少し低くなるような感覚になるため、これがリクライニング時のラグジュアリー感を演出しているように思えます。

背もたれの自由度:3位

背もたれ形状は上に行くほど広がりますか、左右方向のカーブが比較的緩く、背もたれ高さも控えめなことから意外に肩周りの自由度があります。身長にもよりますが173cmの私なら下記の写真のようなことも可能です。

自由度の高いアーロンチェア リマスタードの背もたれ

ただアーロンチェア リマスタードの座り心地は一定の緊張感を保つのに適していますが、やや硬い座り心地のためリラックスに向いているとは言えません。徹底的に作業に向き合う時間には最高の椅子ですが、ちょっとした息抜きも挟みながら座るには少し自由度の低い座り心地のため、この順位となりました。

このあたりの塩梅は、使う人の好みによって大きく変わります。私のような仕事にも娯楽にも使いたい人は少し評価が低くなりがちですが、徹底的に作業姿勢を支えてほしいという人にはもっと高く評価されるはずです。

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アーロンチェア リマスタード
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リラックスできるオフィスチェア

オフィスチェアは快適に作業ができることも大事ですが、この記事を読んでくださっている方の多くは、自宅のデスクチェアとして検討している方も多いのではないでしょうか。

そうなると動画鑑賞やゲーム、果ては着席中のストレッチや短時間の仮眠などのリラックス用途も気になることと思います。ここではそう言った体と心を休めるのに適したオフィスチェアを評価します。

リラックスできるオフィスチェア
  • 1位:コンテッサ セコンダ
  • 2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
  • 3位:フィノラ

評価基準

ここでの評価項目は下記の5つです。

ロッキングとは角度を固定させず、上半身の体重移動で背もたれ角度をゆらゆら揺らす状態(いわゆるロッキングチェアのロッキング)のことです。

短時間の仮眠は10~15分程度を想定しています。

評価項目コンテッサ
セコンダ
エルゴヒューマン
プロ2オットマン
フィノラ
①ロッキングの快適さ2位3位5位
②ストレッチの快適さ4位7位6位
③ホッとする座り心地1位4位2位
④短時間の仮眠2位1位3位
⑤ラグジュアリー感1位2位3位
総合評価1位2位3位
① 背もたれと座面を心地よい角度でスムーズに揺らすことができるか。
② 腕を上げて上半身をしっかり反らすことに向いているか。
③ 座面と背もたれが、座った瞬間に安堵を感じさせることができるか。
④ 10分程度の仮眠がゆったりと取れるか。
⑤ 座面や背もたれ、その他の装備品が体をリラックスさせることに向いているか。

1位:コンテッサ セコンダ

コンテッサ セコンダ(Contessa seconda):オカムラ

ホッとする座り心地:1位

コンテッサ セコンダがリラックスできる理由は、座面に使用されている異硬度クッションの存在が大きいです。シルフィーと同様に座面内の場所に応じて必要な硬さを持たせている点も良いのですが、何より座った瞬間にホッとする感覚が体から不要な緊張感を取り除いてくれます。

コンテッサ セコンダの異硬度クッション

ラグジュアリー感:1位

上半身をサポートする背もたれメッシュは、しっかり体を支えつつも上半身の自由さを損なわない広さと形状を持っています。そのため上半身の拘束感が低く、座面とのコンビネーションも相まってリラックスできます。

コンテッサ セコンダのリクライニングの軌跡

ストレッチの快適さ:4位、短時間の仮眠:2位

リクライニング時の背もたれと座面の角度がバランスよく開き、背もたれ形状も開放的なためストレッチも快適です。座面の快適さと背もたれの自由度から短時間なら仮眠をとることも可能です。

コンテッサ セコンダでのストレッチ

ロッキングの快適さ:2位

リクライニング角度を固定せずにゆらゆら揺らすロッキングに対してもリクライニング反発力の粘りが強すぎないため、気持ちよく揺らすことができます。ただ反発力の調節が4段階のため、作業用にロッキングを使うには微調整ができない点が惜しいところです。

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コンテッサ セコンダ
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2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン

エルゴヒューマン プロ2オットマン(Ergohuman PRO2 Ottoman)

短時間の仮眠:1位

エルゴヒューマン プロ2オットマンは、背もたれと座面の角度が比較的大きく開くため、腹部の緊張を緩和しやすい構造になっています。また座面の座り心地がフラットなため、体を拘束されることがなく、のびのびできる点も魅力です。

ヘッドレストとオットマンが付いており、オットマンを展開すると好みの角度で足を床から浮かせて休むことができるため、リラックス感は高くなります。他のレビュー機にはヘッドレストが無いため、比較してしまうとどうしてもこの椅子が有利になります。

エルゴヒューマン プロ2オットマンでのリラックスの様子

ロッキングの快適さ:3位

ロッキングについては初代より粘りが強くなったため、ゆらゆら揺らす快適さは控えめになりましたが、逆にどの角度でもふらつきにくくなったのは大きなメリットです。

ラグジュアリー感:2位

アームパッドのクッションがかなり厚くて柔らかくなり、腕を置いた時の満足感で対抗できるのはアーロンチェア リマスタードのみです。

エルゴヒューマン プロ2オットマンのアームパッドの柔らかさ

座面や背もたれの弾力も初代よりも少し高くなり、座った瞬間に発生するメッシュ特有の硬さが緩和されています。

ストレッチの快適さ:8位

座面や背もたれはストレッチをするのに十分な角度をとれます。特にエルゴヒューマン プロ2オットマンは座面の背もたれの角度が大きくなるため、腹部のストレッチは快適です。ただヘッドレストの取り外しができないため、一度ヘッドレスト有りを選ぶとストレッチの際に首の部分をうまく伸ばせない点には注意が必要です。

ホッとする座り心地:4位

エルゴヒューマン プロ2オットマンの座面と背もたれは割とフラットな形状のため自由度が高く座面はかなり張りのあるメッシュのため、座り心地にホッとする感覚は低めです。コンテッサ セコンダに及ばなかった原因はストレッチのしにくさと、メッシュ座面特有の緊張感にあります。

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エルゴヒューマン プロ2オットマン
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3位:フィノラ

フィノラ(Finora):オカムラ

ロッキングの快適さ:5位、ストレッチの快適さ:6位

フィノラはどちらかというと作業寄りのオフィスチェアです。このため上位の椅子に対しては、ロッキングの感触において、あと一歩及ばないように感じました。ストレッチに関しては上位の椅子の背もたれが優秀であったため、特別な機能を持たないフィノラはこの順にとなりましたが、ストレッチに向かないわけではありません。

フィノラでのストレッチ

ホッとする座り心地:2位、ラグジュアリー感:3位

フィノラの座面のクッションはやや薄めですが、コンテッサセコンダやシルフィーと同じ異硬度クッションのため、座るとホッとする安堵感があります。メッシュ背もたれとクッション座面は、座り心地の面でバランスの良い一体感があります。大きさに余裕のあるアームパッドは外観的にも高級感のある作りになっていて、着席時の満足感が高いです。

フィノラの座面クッションとアームレスト

短時間の仮眠:3位

背もたれにはサポート力がありながらも一定の緩さも兼ね備えているため、短時間のリラックスや仮眠ならば快適に過ごせます。

フィノラのリラックス姿勢

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【フィノラ(オカムラ)を徹底レビュー!!】とにかく仕事が捗る多目的オフィスチェアこの記事では、オカムラのフィノラを2か月以上、毎日徹底的に座り倒し、その基本性能、良い点/気になる点、どんな人に向いているのか/向いていないのかを解説します。 この記事を読むと、実際の使用感とフィノラがあなたの求めているオフィスチェアかどうかが分かります。...

万能性の高いオフィスチェア

ここまで作業とリラックスの快適さを見てきましたが、ここではその両方を総合的に評価します。リラックスについては前のテーマを評価に使用しますが、作業については前傾、直立、後傾の3姿勢を改めて評価するため、あえて作業時の座り心地の評価は使用しません。作業もリラックスも両方に高い性能を求めるなら、この評価を参考にしてください。

万能性の高いオフィスチェア
  • 1位:フィノラ
  • 2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
  • 3位:コンテッサ セコンダ
  • 3位:シルフィー

評価基準

ここでの評価項目は下記の5つです。

評価項目フィノラエルゴヒューマン
プロ2オットマン
コンテッサ
セコンダ
シルフィー
①前傾姿勢に向いているか4位4位6位1位
②直立姿勢に向いているか1位5位6位1位
③後傾姿勢に向いているか2位3位3位5位
④姿勢を崩すことに対応できるか3位2位1位6位
⑤リラックスに向いているか3位2位1位4位
総合評価1位2位3位3位
①筆記や前かがみの作業を十分サポートできるか
②筆記やノートPCなどの斜め下を向く姿勢に向いているか
③上半身を背もたれにしっかり預けた姿勢に向いているか
④意図的に崩した姿勢でも一定のサポートが可能か
⑤「リラックスできるオフィスチェア」の評価を流用

1位:フィノラ

フィノラの万能性

①前傾姿勢に向いているか:4位、②直立姿勢に向いているか:1位

フィノラは前傾チルト機能は無いものの背もたれの腰のサポートがしっかりしているため、特に直立姿勢に対して適応力の高いオフィスチェアです。強い姿勢の強制力(ジェスチャーやアーロンチェアのような)はないものの、程よい腰のサポートが自然と姿勢を正す方向に促してくれる点が高評価となりました。

③後傾姿勢に向いているか:2位

フィノラの背もたれは、上半身をしっかり預ける後傾姿勢でも、過剰に動きを制限することなく支えてくれます。メッシュ製のおかげで背中の感触がさっぱりとしているため、長時間の着席でも違和感を感じにくかったです。フィノラの後傾姿勢の評価は突出したメリットではなく背もたれの形状や素材、座面との一体感などのバランスの良さによるものです。

④姿勢を崩すことに対応できるか:3位

フィノラは背もたれの特に腰のサポートがしっかりしているにもかかわらず、リラックスのシチュエーションや意図的な姿勢崩しにもある程度対応できます。

ただ、同じオカムラのメッシュ背もたれであるコンテッサ セコンダは、フィノラよりもリラックス傾向があり、エルゴヒューマン プロ2オットマンは独立式ランバーサポートのため姿勢の自由度がより高いため、フィノラはこの順位となりました。

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2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン

エルゴヒューマン プロ2オットマンの万能性

①前傾姿勢に向いているか:4位、②直立姿勢に向いているか:5位

エルゴヒューマン プロ2オットマンは前傾と直立姿勢については前傾チルト機能が有ることと、デフォルトの背もたれの角度がかなり立っているため、角度的には十分です。

ただ肝心の腰のサポートが前後に動くサポートのため、これらの姿勢の要である腰の固定がやや弱い傾向にあります。腰が固定が弱いと上半身も固定できないため、今一つ姿勢の安定感を感じられません。これがフィノラやシルフィーに及ばなかった最大の理由です。

③後傾姿勢に向いているか:3位

後傾姿勢では上半身を背もたれ全体で支えるため、前傾や直立姿勢のように不安定になることはありません。独立式ランバーサポートは反発力を調節できるため、常に適切な力で腰を支えることができます。多少の姿勢の崩れなら、ランバーサポートの前後移動で支えてくれるため、腰が痛くなりにくいです。ただ、正しい姿勢で後傾姿勢をとっている限りは、フィノラのほうがより姿勢を支えてくれやすいと感じました。

④姿勢を崩すことに対応できるか:2位

リラックス面では独立型のランバーサポートが有利に働きます。何といってもランバーサポートが前後のかなり広い範囲で柔軟に腰をサポートできる点は、様々な姿勢のバリエーションに対応できるという大きなメリットになります。コンテッサ セコンダに及ばなかった理由は、背もたれではなく座面の対応力です。

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3位:コンテッサ セコンダ

コンテッサ セコンダの万能性

①前傾姿勢に向いているか:6位

コンテッサ セコンダは腰のサポートが上位の椅子に比べると少しルーズなため、前傾姿勢はあまり得意ではありません。オプションのランバーサポートをつけると前傾と直立姿勢に対するサポート力が上がりますが、レビュー機にはついていないため、ここでは評価に含めません。

②直立姿勢に向いているか:6位

直立姿勢は問題なく対応できます。この姿勢での筆記作業は、ゆったりと落ち着いた気持ちでスラスラ書いていく感触です。ただ上位の椅子に比べると腰のサポートが弱いため、長時間作業になると少し骨盤が寝てくように感じました。前傾姿勢と同様にランバーサポートの追加を検討しても良いと思います。

③後傾姿勢に向いているか:3位

コンテッサセ コンダの広い背もたれは、上半身をゆったりと支えることができます。これにより後傾姿勢時の上半身に自由さが生まれ、ゆとりを持った作業が可能になります。フィノラと比べると少しリラックス寄りに感じたため、この順位としました。

④姿勢を崩すことに対応できるか:3位

背もたれが硬すぎないことから、ある程度姿勢を崩すこともできます。このためコンテッサの万能性は、ややリラックス寄りになります。

いずれの姿勢へも手元のレバー(スマートオペレーション)で簡単に移行できる点は、この椅子の万能性を高めています。

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3位:シルフィー

①前傾姿勢に向いているか:1位、②直立姿勢に向いているか:1位

シルフィーは前傾、直立姿勢についてトップクラスの適性があります。前傾チルト機能が有り、背もたれと座面の両方を前方に傾けることができます。背もたれの腰のサポートは申し分なく、上半身をしっかり支えてくれるため、筆記やノートPC、タブレット作業などとの相性場抜群です。

③後傾姿勢に向いているか:5位

一方で上半身をしっかり預ける後傾姿勢やリラックスでは、背もたれの拘束感が割と強め(特に上半身の左右の動き)のため、好みが分かれるかもしれません。私としてはもう少し自由度の高い背もたれが好みのため、エルゴヒューマンやコンテッサよりも評価を下げた形になりました。もしこの拘束感が好みであるか、レビュー機の背もたれがメッシュではなくクッションであったなら、順位はもう少し上がった可能性があります。

④姿勢を崩すことに対応できるか:6位

シルフィーの座面はどちらかというと柔らかめのため、わりと臨機応変に様々な姿勢に対応できます。ただレビュー機はメッシュ背もたれであったため、背もたれの自由度は低めです。あまり大きな姿勢の変更は、背もたれフレームと背中の干渉の可能性があります。実機で試して気になる場合は、クッション背もたれを選択するのも手です。

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ロッキングで使いやすいオフィスチェア

ロッキングとは、背もたれの角度を固定せず使用する状態のことです。ここではロッキング状態において、快適に姿勢を変化させたり維持したりできるかを評価しています。

この評価が高いと、角度を固定せずに体重移動だけで好みの角度に変え、それの角度を安定的に保つことができます。その際にリクライニングの反発力の調節は最初の一回のみで、あとはほとんど調節の必要が無い状態をベストとしています。

ロッキングで使いやすいオフィスチェア
  • 1位:シルフィー
  • 2位:ジェスチャー
  • 3位:リープ V2
  • 3位:アーロンチェア リマスタード

評価基準

ロッキングで使いやすいオフィスチェアの評価項目は下記の3つです。

評価項目シルフィージェスチャーリープ V2アーロンチェア
リマスタード
①ロッキングの粘りは適切か1位1位3位3位
②反発力を適切に調節できるか1位2位3位5位
③全姿勢で安定しているか1位3位4位2位
総合評価1位2位3位3位
①ロッキング中、違和感なく姿勢変更でき、自然にその姿勢を安定できるか。
②姿勢が安定する反発力に調節できるか。
③前傾から後傾姿勢までのどの作業姿勢でも安定しているか。

1位:シルフィー

ロッキングの粘りは適切か:1位

シルフィーのロッキングは、角度固定せずともどの角度でも適切な粘りをもってピタッと止めることができます。その扱いやすさはジェスチャーと並んでトップでした。

反発力を適切に調節できるか:1位

シルフィーは、リクライニングの反発力を簡単に最弱から最強まで調節できます。他の椅子では何回転も調節ノブを回さなければならないところ、シルフィーならたった2回転と1/4で済みます。しかも無段階で細かく調節できる点は他のオフィスチェアと比べてもダントツです。

全姿勢で安定しているか:1位

シルフィーは反発力が弱くなりがちな前傾姿勢の角度でも、比較的しっかりした手ごたえがあります。おかげで前傾から後傾姿勢までロッキングを自由に使いこなせるため、かなり驚かされました。頻繁姿勢を変える人にとって、シルフィーはかなり理想的な一脚といえます。

シルフィーでのロッキングの使いやすさ

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2位:ジェスチャー

ロッキングの粘りは適切か:1位

ジェスチャーのリクライニングに対する反発力もしっかりとした粘りがあります。思った角度でぴったり止められる点は、シルフィーにも何ら劣る点はありません。

ジェスチャーでのロッキングの使いやすさ

反発力を適切に調節できるか:2位

リクライニングの反発力調節ノブの回転数も最大3回転半で、シルフィーに比べると多いですが、十分調節の煩雑さを感じさせない回数です。無段階調節のため反発力の強さを細かく調節できる点はシルフィーと同じです。

全姿勢で安定しているか:3位

ジェスチャーの背もたれの可動角度範囲はシルフィーに比べると前傾チルト機能が無い分少し狭いですが、腰のサポートがしっかりしているため、前傾から後傾までしっかり支えてくれます。

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3位:リープ V2

リープ V2(Leap V2):スチールケース(Steelcase)

ロッキングの粘りは適切か:3位

リープのリクライニングの反発力は比較対象の中で最も粘りが強く、どの角度でもぴったり止まります。安定性だけならトップクラスですが、上位の椅子に比べると動きに少しぎこちなさが感じられるため、この順位としました。

リープ V2でのロッキングの使いやすさ

反発力を適切に調節できるか:3位

反発力の調節回転数は4回転半の無段階調節となっていて、ジェスチャーと比べると回転数は1回転分多いですが、比較的調節しやすくなっています。

全姿勢で安定しているか:4位

座面角度が前上がりのため、前傾姿勢だけはやや腹部に緊張感を受けますが、それ以外の姿勢は取りやすくなっています。またどの角度でもアームパットの角度がほとんど変わらない点は、アームパットを使うタイピングには重宝されます。しかも背もたれを倒すと座面が前方に移動する機構ため、机との距離感の調節が最小限で済む点も大きなメリットです。

アームレストはほとんど動かず座面が前に出るリープ V2

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【リープ V2を徹底レビュー】まるでオーダーメイドのフィット感!?超柔軟オフィスチェアこの記事では、スチールケースのリープ V2を1か月以上、毎日徹底的に座り倒し、その基本性能、良い点/気になる点、どんな人に向いているのか/向いていないのかを解説します。 この記事を読むと、実際の使用感とリープ V2があなたの求めているオフィスチェアかどうかが分かります。...

3位:アーロンチェア リマスタード

ロッキングの粘りは適切か:3位

アーロンチェア リマスタードも他の椅子に劣らず、ロッキング状態での使い勝手の良いオフィスチェアです。リクライニングの反発力には適切な粘りあるため、自然な動作で必要な角度に止めることができます。

全姿勢で安定しているか:2位

前傾チルト機能があるため、前傾姿勢から直立、後傾姿勢までどの角度でも最高のパフォーマンスを発揮できます。特にリクライニングの倒れ方がお尻がしっかり下がるタイプのため、最大角度ではリラックス感が高いです。

反発力を適切に調節できるか:5位

反発力の調節は無段階なのですが、上位の椅子に及ばない理由は、その調節が最大14回転で、適切な強さに調節するのに手間がかかることです。回転数が多い分、より細かく調節はできるのですが、ここまでの細かさを求める人は多くないように思います。

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タイピングにアームレストが使いやすいオフィスチェア

ここではタイピングの補助として使いやすいアームレストを持ったオフィスチェアを評価します。

タイピングにアームレストが使いやすいオフィスチェア
  • 1位:アクトチェア
  • 2位:ジェスチャー
  • 3位:リープ V2

アームレストを使ったタイピングには2つのメリットがあります。

・狭い机でもタイピングできる

アームレストを使わないタイピングの場合、腕を机の上に乗せてタイピングすることになります。そうするとキーボードと腕で机の大半を占めることになるため、机の広さに余裕が必要になります。アームレストにひじを乗せることができれば、キーボードは机の前縁に寄せることができるためかなり省スペース化できます。

アームレストの使用によるスペースの確保(写真はジェスチャー)

・タイピング時の姿勢が良くなり、肩が凝りにくくなる

ひじをアームレストに置くと、机の上に置く場合に比べて、腕が体の横に来るためより自然な姿勢になります。またそれに伴い胸を開いた姿勢になるため、呼吸をしやすくなることも期待できます。腕の重さを真下から支えられるため、その重さを肩で支える必要もなくなります。

最悪なのは狭い机でアームレスト無しのタイピングをしている場合です。下の写真のような姿勢になっている場合は、ぜひ早めにアームレストを使った姿勢を取り入れることをおすすめします。

アームレストの有無による腕と肩の負担の違い(写真はジェスチャー)

評価基準

このテーマでの評価基準は、単純にアームパッドがタイピングに適した位置(幅、高さ、角度)に移動でき、快適に使用できるかのみです。

1位:アクトチェア

アクトチェア(Act):イトーキ

アクトチェアのアームレストは、比較したオフィスチェアの中で最も欲しい位置に動かすことができる機構になっています。

そもそもアームレストの構造自体が他のオフィスチェアと大きく異なり、アーム部分自体が大きく左右に角度をとることができます。このおかげでアームパッドを極端な角度にすることなく左右幅をかなり狭くできる点は、2位のジェスチャーと並んで断トツの性能です。

アクトチェアのアームレスト調節

動き自体はジェスチャーとほとんど同じなのですが、調節できる座面からの高さがジェスチャーよりも高くなります。西洋人よりも胴長傾向のある日本人の欲しい範囲にマッチさせるところは、さすが日本メーカーです。

座面からアームレストまでの高さの差(アクトチェアとジェスチャー)

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自由自在なアームレストで肩の疲れを軽減 アクトチェア
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2位:ジェスチャー

ジェスチャーのアームレストの魅力は、アクトチェアと同じく左右幅をかなり狭くできる点です。もっともアクトチェアよりもジェスチャーの発売のほうが先のため、アクトチェアがジェスチャーと同じというのが正しい表現かもしれません。

ジェスチャーのアームレストは作りがしっかりしていて、腕を乗せた際にアクトチェアよりも安心感があります。アームパッドがアクトチェアよりも大きい点も使いやすさを感じました。リクライニング時のアームレストの傾きが控えめなため、後傾姿勢で使いやすい点も魅力です。

ジェスチャーでの作業の様子

ジェスチャーを2位とした最大の理由は、座面に対するアームレストの最大高さがわずかに低かったことです。これは使う人の体形にも左右されることなので、必ずご自身で確認されることをおすすめします。

もし高さがあと10~20mm高くなれば、間違いなくジェスチャーが1位です。解決策としてはアームパッドに自前でクッションを加えて使う方法がベストです。どうせならアームパッドカバーとして作ってしまえば完璧です。

ないと

基本、海外メーカーの椅子(アーロンチェア リマスタード、リープ V2、ジェスチャー)は、座面に対するアームレストの高さがあと少し足りないと感じることが多いです。

逆に最低高さは意外なほど低くなるため、アームレストを「邪魔になりにくい位置まで下げたい」といった需要には、海外メーカーの椅子は最適解になるかもしれません。

但し、エルゴヒューマン(台湾メーカー)は例外で、あまり低くならない代わりに、かなり高い位置に調節できます。

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3位:リープ V2

リープ V2のアームパッドは他のオフィスチェアでは見られない独自の機構で稼働し、特にその左右幅をかなり狭くできる点を高く評価しました。

リープ V2のアームパッド左右調節

また背もたれをリクライニングしてもアームパッドがほとんど傾かないため、後傾姿勢時にタイピングの補助がしやすい点も優れています。

通常は背もたれと一緒にアームレストが動かないと、アームパッドと上半身が離れて腕を置けなくなります。しかしリープ V2は背もたれを倒すと座面が前進するため、アームパッドと上半身が離れにくくなる仕組みになっている点も見逃せません。写真はこちら

上位の椅子に及ばなかったのは、単純に上下の調節範囲が足りなかったからです。最高位置に調節しても私には低すぎました。対応策としては、ジェスチャー同様にアームレストの上に自作のクッションを追加する方法があります。

もしこの高さが使う方の体格に合えば、リクライニング時のアームパッドと座面の動きのコンビネーションを考えると、順位は逆転するかもしれません。

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操作性の良いオフィスチェア

高級オフィスチェアには様々な調節機能が装備されていますが、全ての調節が必ずしも操作しやすいとは限りません。中には操作レバーが遠くて手が届きにくかったり、いちいち席を立つ必要があったり、何回転も回さなければならなかったりするものもあります。

このテーマでは装備された機能をストレスなく使用でき、その機能を100%発揮できるかを評価します。

操作性の良いオフィスチェア
  • 1位:ジェスチャー
  • 2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
  • 3位:コンテッサ セコンダ

評価基準

ここでは下記の5つの項目に沿って操作性の良さを評価します。

評価項目ジェスチャーエルゴヒューマン
プロ2オットマン
コンテッサ
セコンダ
①操作レバーの配置3位2位1位
②操作感1位1位1位
③静音性1位7位8位
④調節範囲と細かさ2位1位7位
⑤操作方法の分かりやすさ3位1位2位
総合評価1位2位3位
①体を大きく動かすことなく操作できる配置か
②操作したときの感触に高級感があるか
③静かに操作できるか
④調節範囲が十分広く、細かく調節できるか
⑤操作方法が直観的で単純か

1位:ジェスチャー

操作レバーの配置:3位

ジェスチャーの操作系はすべて座面右下に集約されていています。しかも前後2か所のみのため操作レバーを探してイライラすることがありません。距離的にもほとんど身体を傾けることなく調節できるため、ストレスを感じにくい配置です。

2つのダイヤルはそれぞれ手前のダイヤルと奥のつまみ付きダイヤルになっていて、合計で4種類(座面上下、座面奥行き、リクライニング角度、リクライニング反発力)の調節ができるようになっています。

ジェスチャーの調節レバーとダイヤル

操作感:1位、静音性:1位、調節範囲と細かさ:2位、操作方法の分かりやすさ:3位

操作も単純(回すだけ、引き上げるだけ)で分かりやすいうえに静音性が高く、感触にも高級感があります。特に座面奥行きの調節は座面からお尻を持ち上げることなく、座ったまま無段階調節できる点は他のオフィスチェアには無い使いやすさです。

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2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン

操作レバーの配置:2位

エルゴヒューマン プロ2オットマンの調節レバーは1つで3つの調節ができるハイブリッドレバーのため、調節の際にいちいちレバーを探す必要がありません。配置も座面右下で手を伸ばせば体を傾けることなく操作できる近い位置にあります。

操作感:1位、操作方法の分かりやすさ:1位

操作は簡単で分かりやすく、上に引き上げれば座面昇降、後ろに倒せばリクライニング(新基盤ではメモリーロッキング)、前に倒せば座面奥行きを調節できます。操作感も軽くてなめらか、高級感があります。

エルゴヒューマン プロ2オットマンのハイブリッドレバー

但し現在販売中の新基盤では後ろに倒した際の動作が、メモリーロッキング(ロッキングの角度範囲)の設定になります。リクライニング角度の固定は座面左側のレバーで行うようになりました。機能が増えた分、操作方法が少し複雑になっている点には注意が必要です。

調節範囲と細かさ:1位

調節範囲についてはヘッドレスト、アームレストともに十分な調節範囲があり、特にアームパッドの回転角度が大きいこともに魅力です。アームレストの高さの調節方法はボタン操作なく引き上げた位置で止まる方式で、しかもほぼ無段階といっていい細かさです。ランバーサポートの高さも細かく調節でき、その反発力の調節は無段階調節となります。

静音性:7位

エルゴヒューマン プロ2オットマンのリクライニングやアームレストの上下調節は、少しメカニカルな音がします。決して大きくはありませんが、気になる人もいるかもしれません。ジェスチャーに及ばなかったのはこの静音性のみです。

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3位:コンテッサ セコンダ

操作レバーの配置:1位

コンテッサ セコンダの操作性の良さは、何といっても手元でリクライニング角度と座面高さを調節できるスマートオペレーションです。左右のアームパッド下にあるレバーを引くだけで、使用頻度の高い調節ができる点は、他のオフィスチェアにはない便利さです。

コンテッサ セコンダのスマートオペレーション操作レバー

操作感:1位、操作方法の分かりやすさ:2位

操作レバーはそれぞれ異なる位置にありますが、座面高さが左手、リクライニングが右手と覚えてしまえば、操作は単純で分かりやすく、操作感も抜群です。

コンテッサセコンダのスマートオペレーションの様子

調節範囲と細かさ:7位

リクライニング反発力が4段階調節となっているのは操作が単純な反面、微妙な調整ができないというデメリットも抱えています。実際レビュー時もリクライニングを固定しない使い方の際には少し不便さを感じました。もしこれが無段階調節であったなら、全体の順位は違っていたと思います。

静音性:8位

コンテッサ セコンダのアームパッドの前後調節や回転調節は、それなりに大きめの音がしてしまいます。リクライニングから戻った時に少しゴトゴト音がする点は、気になる人には気になる大きさです。

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高品質で多機能なオフィスチェア

最近のオフィスチェアには数多くの機能が盛り込まれるようになりました。しかし単純に機能が多くてもそれが本当に快適さにつながっているとは限りません。このテーマでは機能の豊富さだけでなく、その品質も評価します。

高品質で多機能なオフィスチェア
  • 1位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
  • 2位:ジェスチャー
  • 3位:リープ V2

評価基準

ここでは下記の4つの項目に沿って評価します。

評価項目エルゴヒューマン
プロ2オットマン
ジェスチャーリープ V2
①リクライニング機能1位4位5位
②背もたれの機能2位4位1位
③座面の機能2位1位2位
④アームレストの機能3位2位4位
総合評価1位2位3位
①リクライニングは適切な粘りと調節範囲があるか
②背もたれに多彩な機能があるか
③座面に多彩な機能はあるか
④アームレストに十分な調節機能があるか

1位:エルゴヒューマン プロ2オットマン

リクライニング機能:1位、座面の機能:2位

エルゴヒューマン プロ2オットマンは、初代にはなかった座面と背もたれの両方が前傾する完璧な前傾チルト機能が追加されました。リクライニングの反発力は適度な粘りが感じられるものになり、背もたれ角度を固定せずとも姿勢が安定しやすくなっています。

座面角度も以前のように後傾姿勢時にお尻が下がるような角度ではなく、あえて浅めの角度をとっています。これにより腹部の緊張を緩和しながら呼吸もしやすくすることにより集中力を途切れにくくする効果が期待できます。

レビュー機にはなかったため評価の対象ではありませんが、現在広く販売されている新基盤ではリクライニングの範囲固定も可能となったため、多機能さでは他の追随を許さない一脚です。

背もたれの機能:2位

エルゴヒューマン プロ2オットマンの背もたれは、高さを6段階で調節できます。ランバーサポートは反発力が調節できるようになったため、腰の押し具合をユーザの好みに調節できるようになりました。従来の反発力では物足りなかった人には特に良い機能です。

エルゴヒューマン プロ2オットマンのランバーサポート反発力の調節

アームレストの機能:3位

4Dアームレストは以前のようなガタツキが解消され、比較対象の中でもトップクラスの静音性になりました。調節時には高級感を感じさせる重さとに感触を感じられるようになっています。ただ高さ調節の音と操作性は人によって意見が分かれるかもしれません。

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2位:ジェスチャー

ジェスチャーの機能は一見すると派手さはありませんが、実用的な機能が盛りだくさんです。

リクライニング機能:4位、背もたれの機能:2位

リクライニングは角度固定ではなく、リクライニングの範囲を4段階で調節できる範囲固定タイプです。背もたれ自体の角度に反りがあるため、最大限倒すとかなりの角度になります。

柔軟な背もたれを実現したライブバック(動画はこちら)は、上半身にかなりの自由度を与えてくれます。ランバーサポートも内蔵していますが、背もたれの形状自体が腰をしっかり支えてくれる点もジェスチャーの魅力です。

座面の機能:1位、アームレストの機能:2位

ジェスチャーの座面は何といっても座ったまま奥行き調節ができる点が優れています。また前傾姿勢時に太ももの圧迫を軽減するパッシブシートエッジ(写真はこちら)も目立ちませんがしっかり仕事をしています。そしてなんといっても可動範囲の広い360°アームレストは、左右幅をかなり体に近い位置まで調節できるため、タイピングの補助に利用するのに最も向いた機能を有しています。

ジェスチャーの360°回転アーム

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3位:リープ V2

リクライニング機能:5位、背もたれの機能:1位、座面の機能:2位

リープ V2のリクライニングは背もたれが倒れると同時に座面が前に移動します。これはレビュー機のいずれにもない機能で、背もたれを倒しても机との距離が保たれやすくなる効果があります。

柔軟性のある背もたれ(ライブバック)は下記の動画のようにそのカーブを調節することもできます。

リープ V2のライブバックの柔らかさ

座面はジェスチャーと同様、前傾時の太ももの圧迫を緩和するためのパッシブ・シート・エッジを採用しているため、体重がかかった際に座面前縁が下にさがります。

リープ V2の太ももの圧迫を軽減するパッシブ・シート・エッジ

アームレストの機能:4位

リープ V2のアームパットは他の椅子に比べて左右幅を大きく内側に寄せることができます。片側50mmの調節幅はアクトチェアとジェスチャーに次ぐ調節範囲です(写真はこちら)。

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ガタツキが無く静音性が高いオフィスチェア

せっかく高い椅子を買うなら、椅子自体がしっかりしていて欲しいと思うのはごく自然なことです。しかし多機能なオフィスチェアは可動箇所が多い分どうしてもそれぞれの調節部に若干の遊び(調節のために必要な隙間)が必要になります。結果アームレストの上下調節部や背もたれ、座面などにガタツキを感じることがあります。

本記事の比較対象に通常の使用に支障をきたすようなガタツキを持った椅子は、一切ありません。ただ少し意地悪に揺らすと、ほとんどの椅子で多少のガタツキは出てしまいます。

ここではそんな状況でも、ガタツキが小さく静音性の高いオフィスチェアを評価します。

ガタツキが無く静音性が高いオフィスチェア
  • 1位:アーロンチェア リマスタード
  • 2位:ジェスチャー
  • 3位:リープ V2

評価基準

ここでは座面、背もたれ、アームレスト、操作系のガタツキ、離着席やリクライニング時の静音性を評価しています。

評価項目アーロンチェア
リマスタード
ジェスチャーリープ V2
①座面のガタつかなさ1位2位5位
②背もたれのガタつかなさ1位1位1位
③アームレストのガタつかなさ1位3位4位
④離着席とリクライニング時の静音性1位2位2位
⑤操作系の静音性とガタつかなさ1位1位5位
総合評価1位2位3位
①離着席や椅子の位置調節の際に、座面がガタつかないか。
②離着席や椅子の移動の際に、背もたれがガタつかないか。
③多少意地悪に揺らしても、アームレストがガタつかないか。
④離着席とリクライニング時に、メカ部がガタつかないか。
⑤操作系のレバーやノブなどの静音性とガタつかなさ。

1位:アーロンチェア リマスタード

背もたれのガタつかなさ:1位

アーロンチェア リマスタードは椅子全体を揺らしてもほとんどガタつきを感じません。座面については奥行き調節が無いため他のオフィスチェアより有利に働いています。背もたれについては、ポスチャーフィットSLが可動しますが、ガタツキは感じられませんでした。

アームレストのガタつかなさ:1位

アームレストの上下調節についてはロック構造が他のオフィスチェアとは全く異なります。座ったままでの調節には難がありますが、ガタツキは皆無といって良い作りです。アームパッドもしっかりしているため、前後や角度の操作したときも静かで、その動作には他の椅子にはない高級感を感じました。

ガタつかないアーロンチェア リマスタードのアームレスト

離着席とリクライニング時の静音性:1位

離着席やリクライニングもかなり静かで、その動作音は深夜であっても問題ないレベルです。背もたれや座面に調節機能が無いこともありますが、全体の構造が他の椅子に比べてしっかりしていることが最大の要因です。

操作系の静音性とガタつかなさ:1位

操作系はほとんど遊びが無く、いずれの動作もきっちりした操作感のため、調節一つ一つに安心感があります。

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2位:ジェスチャー

座面のガタつかなさ:2位

ジェスチャーは、椅子全体を揺らしてもほとんどガタつくことはなく、しっかりした作りです。座面奥行き調節はダイヤル調節のため座面自体の遊びが極小で、ガタツキもほとんど感じられません。調節機能自体が無いアーロンチェア リマスタードにかなり近い完成度です。

背もたれのガタつかなさ:1位

背もたれは柔軟性のあるライブバック機能が有りますが機械的な調節機能はないため、静音性が高くスムーズに動作します。多少乱暴にもたれても問題なく支えてくれる背もたれには安心感があります。

アームレストのガタつかなさ:3位

調節範囲の大きいアームレストは可動部分が精密に作られていて、遊びを感じるところはほとんどありませんでした。動作音も上下のロック音以外はほぼ無音です。アームパッドの調節も調節の度合いがはっきりわかる操作感のわりに、その調節音は静かでガタツキもありませんでした。

背離着席とリクライニング時の静音性:2位

離着席時はクッション座面ということもあり、特にゴトゴト音が気になるようなこともなく、快適に使用できます。

操作系の静音性とガタつかなさ:1位

操作系は1か所に集約されていて、操作も単純で分かりやすく、静音性が高い点はかなり魅力的です。唯一リクライニングの範囲調節のみ少しカチカチという音がします。

ジェスチャーにおける調節操作の様子

総合的には可動箇所の少ないアーロンチェア リマスタードには及びませんでしたが、その差はかなり小さいと感じました。

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3位:リープ V2

座面のガタつかなさ:5位

リープも椅子全体の作りとしてはしっかりしていて、ガタツキもほとんど気になりません。座面はリクライニング時にしっかりしていて特に大きな問題を感じることはありませんでした。

背もたれのガタつかなさ:1位

他の椅子にはない背もたれカーブの調節機能が有るにもかかわらず、静音性が保たれていて、ガタツキもほとんど感じられませんでした。特に柔軟性の高い背もたれが、衝撃をうまく緩和しているおかげもあると思います。

アームレストのガタつかなさ:4位

アームレストの上下調節部に少しガタツキがありますが、音の大きさとしては控えめです。アームパッドの前後と左右の調節は一切のガタツキがなく、粘りのある独特の操作感です。

リープ V2の調節操作の様子

背離着席とリクライニング時の静音性:2位

椅子自体の作りがしっかりしているため、離着席時に気になるような音はしませんでした。リクライニング時も同様にガタツキや気になる音はありませんでした。

操作系の静音性とガタつかなさ:5位

操作系も一部を除いて静音性が高かったですが、同じスチールケースのジェスチャーに比べると、操作感や操作音に少し高級感が劣る印象がありました。リクライニング角度調節のレバーは操作時に割と大きめの音がするため、少し気になるかもしれません。

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部屋に合わせやすいオフィスチェア

せっかく機能がぴったり合う椅子が見つかっても、使用環境に合わない椅子では机に向かうテンションが下がってしまいかねません。このテーマだけはレビューした椅子の仕様のみで評価するのでなく、そのポテンシャル(オプション)を含めた形で評価します。

また対象のオフィスチェアは職場や書斎にフィットしやすいデザインであることは大前提の椅子ばかりですので、ここでは比較的カジュアルなリビングに対してどれだけ違和感なく取り込めるかで評価をしてみました。

部屋に合わせやすいオフィスチェア
  • 1位:シルフィー
  • 1位:フィノラ
  • 3位:コンテッサ セコンダ

評価基準

このテーマは他と違い、レビュー機のみではなくその椅子のポテンシャルを含めて評価します。つまりカラーバリエーションや素材の豊富さなどを考慮した評価となります。参考のためリビングに配置した際の合成写真を載せていますが、評価は背景に最もマッチするカラーや装備を想定して行っています。

評価項目シルフィーフィノラコンテッサ
セコンダ
①カラーバリエーション3位2位1位
②軽快さ2位1位3位
③カジュアルさ1位3位5位
総合評価1位1位3位
①書斎からリビングまでバランスの取れるカラーバリエーションがあるか
②他の家具に比べて、印象が重々しくなりすぎないか
③椅子があるだけで仕事感が出すぎないか

1位:シルフィー

シルフィーとリビングの相性(背景は合成です)

カラーバリエーション:3位

シルフィーのカラーバリエーションはフレームが3色、背もたれと座面が16色(内7色は2027年4月廃番予定)と豊富で、かなり自由に選択できます。

軽快さ:2位

背もたれの素材にメッシュを選ぶと背もたれが透けて視界が通るため、部屋を圧迫しずらくなります。また全高が比較的大きすぎないため、ヘッドレストを付けなければ、たとえリビングに置いても違和感は小さく感じるはずです。

カジュアルさ:1位

シルフィーのフレームはかなり丸みを帯びた形状のため、生活感のある部屋に合ってもなじみやすく感じます。

上の写真ではレビュー機はフレームがブラックのためちょっと存在感が強く見えますが、ホワイトを選べば明るいリビングにはかなりバランスよくなるはずです。

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2位:フィノラ

フィノラとリビングの相性(背景は合成です)

カラーバリエーション:2位

フィノラのカラー展開はフレーム2色、張地14色で、大体どんな雰囲気の部屋にも合わせることができる色数です。

軽快さ:1位

背もたれはメッシュでフレームも太すぎないのため、部屋に置いても圧迫感を感じにくいデザインになっています。また背もたれのカスタムパネルがやや下寄りについているため、全体的に落ち着いた印象を与えます。

カジュアルさ:3位

フィノラのフレームは直線と曲線の融合するすっきりとした外観になっていますので、リビングなどに置いても必要以上に目を引かない何気なさがあります。

上の写真ではグレーのメッシュにブラックフレームのレビュー機を載せていますが、同系色の組み合わせとすっきりしたフレーム形状のおかげで、明るいリビングに対してもそれなりの調和感があります。もしメッシュやクッションにカラフルな色を選ぶ場合はフレームにホワイトを選択すると、明るいリビングなどにはなじみやすいと思います。

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3位:コンテッサ セコンダ

コンテッサ セコンダとリビングの相性(背景は合成です)

カラーバリエーション:1位

コンテッサのカラーバリエーションは最も豊富で、フレームとボディーの組み合わせだけで5種類、張地も11色から選択することができます。

軽快さ:3位

コンテッサ セコンダのフレームとボディーは流線型の形状で高級感がありながらも、軽快さを損なわないデザインになっています。背もたれメッシュは透明感の高いものを使用しており、部屋に圧迫感を与えない工夫が施されています。

カジュアルさ:5位

リビングなどではメッキフレームだと違和感を感じるように思うかもしれません。しかしコンテッサセコンダのフレームはほぼ良い太さで流線型をとっているため、意外にもリビングのような明るい空間との相性が良く感じられます。

他の椅子同様にメッシュやクッション生地にカラフルな色を選択する場合、上の写真のような明るいリビングならフレームにホワイトを選択すると、かなりなじみやすくなるはずです。

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まとめ

ここまで、8脚のオフィスチェアを9つのテーマで評価してみました。もう一度結果をまとめておきます。

9つのテーマのまとめ
  1. 作業時に座り心地が良いオフィスチェア
    1位:シルフィー
    2位:ジェスチャー
    3位:アーロンチェア リマスタード
  2. リラックスできるオフィスチェア
    1位:コンテッサ セコンダ
    2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
    3位:フィノラ
  3. 万能性の高いオフィスチェア
    1位:フィノラ
    2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
    3位:コンテッサ セコンダ
    3位:シルフィー
  4. ロッキングで使いやすいオフィスチェア
    1位:シルフィー
    2位:ジェスチャー
    3位:リープ V2
    3位:アーロンチェア リマスタード
  5. タイピングにアームレストが使いやすいオフィスチェア
    1位:アクトチェア
    2位:ジェスチャー
    3位:リープ V2
  6. 操作性の良いオフィスチェア
    1位:ジェスチャー
    2位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
    3位:コンテッサ セコンダ
  7. 高品質で多機能なオフィスチェア
    1位:エルゴヒューマン プロ2オットマン
    2位:ジェスチャー
    3位:リープ V2
  8. ガタツキが無く静音性が高いオフィスチェア
    1位:アーロンチェア リマスタード
    2位:ジェスチャー
    3位:リープ V2
  9. 部屋に合わせやすいオフィスチェア
    1位:シルフィー
    1位:フィノラ
    3位:コンテッサ セコンダ

どのオフィスチェアも得意なシチュエーションとそうでないものがあります。この記事では扱わなかったテーマを対象にすれば、また別の結果が出ることは間違いありません。

この記事を通して、あなたが本当に必要としているオフィスチェアを見つけることができれば幸いです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたが魅力的なデスクチェアに出会えることを願っています。

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